2269 軽度認知症を予防する

2269 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康「軽度認知症を予防する」
軽度認知症」の高齢者は、65歳以上の
6人に1人、564万人。
認知症の前段階「軽度認知障害」を発症した
ころ、『まるで暗い洞窟の中へ入って行くよ
うな気持ちになった』という。

軽度認知症」の高齢者は、記憶力や判断力
など認知機能がやや低下しているが、日常
生活に支障はなく、自立して暮らしている。

「持病の薬を忘れずに飲んでいるか」

「買い物がきちんとできているか」
などがポイントになります。

「もの忘れが多くなった」ことを自覚し始め
た軽度認知症者を対象にした、脳活性化の
ためのトレーニング方法が開発された。

早口言葉や、足し算・引き算などの計算、
「赤上げて、白上げないで・・」と掛け声に
合わせて手旗を上げ下げする・・
ウオーキングや、高さ10㌢の踏み台を乗り
降りする、軽めの有酸素運動など、
約10の課題を、毎週1回1時間実施する。

計算をしたり、瞬時の判断が求められる動作
を繰り返すことで、注意力や集中力を鍛える
ことができる。
半年も続けると、認知症への進行を抑える
ことができるようになります。

早めに気づいて認知症予防に取り組めば、
進行が抑えられ、中には健常な状態に戻る人
も出ることが分かってきた。
続けられずに途中でやめたりすると、また
物忘れが多くなり、認知機能が低下していき

ます。

2254 夜中、トイレに2回以上起きる人は・・

東京八王子に住む私の弟は妻と2人暮らし。
76歳の時に脳梗塞を発症し、左半身不自由

で、左手で茶碗を持てない体になった。

2年前の9月自宅で転倒・・左足の大腿骨を
骨折した。深夜1時、いつものように目が覚
め、寝室の隣にあるトイレに行く途中だった。

転倒時は自由がきく右手で杖をついていた。
トイレの前で右手を杖から離し、廊下の手す
りをつかもうとして転倒した。

今も、小用のため夜中に2回は目が覚める。
寝室には簡易トイレがあるが、本物のトイレ
でないと出るものも出ず、用を足す気になら
ない。
排尿のため、夜中に1回以上起きる症状を
夜間ひん尿という。2回以上は日常生活に
影響する。60代の男性の74%、80代
では93%が、夜中に起きてトイレに行く。

夜間ひん尿の原因には・・
① 心不全、慢性腎臓病による「夜間多尿」
② 前立腺肥大症による「膀胱蓄尿障害」
③不眠症や無呼吸症候群による「睡眠障害」
などがある。
夜間排尿回数が2回以上の人は、転倒による
骨折れのリスクが2倍以上になるという・・
注意しなければならない。

2247 認知症と向き合う(3)

■バスの来ないバス停

ドイツのとある認知症の介護施設では、
徘徊老人の対策で頭を痛めていた。
ある日職員の一人が「徘徊する老人の多くは
バスや電車に乗りたがる」傾向があることに
気づいた。
そこで施設の前に「バスの来ないバス停」を
設置した。家に帰りたい」という老人を、
「そこにバス停があるので、バスが来るまで
待たれてはどうですか」とバス停に案内した。

しばらくして「バスが遅れているようですか
ら、中でお待ちになったらどうですか」と
言うと、老人は素直に施設に戻るそうです。

■犬を飼っていると認知症にならない

『犬を飼っている高齢者は、飼っていない人
より認知症の発症リスクが40%低くなる』
65歳以上の1万人を対象に、ペット飼育と
認知症の関係を調査した結果が公表された。

猫を飼っていても変わりはないが、犬との
交わり、朝夕の散歩による運動、近隣の人と
の交わりが関係していると考えられている。

また、一日3.2㌔以上歩く人と、
一日1.6㌔以下しか歩かない人とでは、
歩かない人の認知症発症率は1.8倍に
なった。