2270 軽度認知症を予防する(2)

2270 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「軽度認知症を予防する(2)」

「軽度認知障害」は、記憶力や判断力などの
認知能力がやや低下しているが、日常生活に
支障はなく、自立して暮らせる状態です。

認知症ではないが、健常ともいえず、両者の
中間のような状態です。早めに気づいて認知
症予防に取り組めば、症状が改善します。

認知症予防のため、日常生活で心がける
ポイントは・・
① 毎日2食以上、炭水化物やタンパク質、
 ビタミン類をバランス良く摂る
② 週に3日以上、ウオーキングやサイクリ
 ング、スクワットなど無理のない有酸素
 運動をする。
③ ビデオ通話や電話を含めて、同居する人
 以外と、会話をする機会を増やす。
 週一回以上、趣味の会、合唱サークルな

 どの、人の集まりに参加する。

軽度認知障害を放置しておくと、坂をゆっく
り転がるように認知機能が衰えていきます。
早めに気づいて、生活習慣を見直すことが、
認知症になるリスクを減らし、健康で長生き
出来るのです。

               読売新聞

2269 軽度認知症を予防する

2269 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康「軽度認知症を予防する」
軽度認知症」の高齢者は、65歳以上の
6人に1人、564万人。
認知症の前段階「軽度認知障害」を発症した
ころ、『まるで暗い洞窟の中へ入って行くよ
うな気持ちになった』という。

軽度認知症」の高齢者は、記憶力や判断力
など認知機能がやや低下しているが、日常
生活に支障はなく、自立して暮らしている。

「持病の薬を忘れずに飲んでいるか」

「買い物がきちんとできているか」
などがポイントになります。

「もの忘れが多くなった」ことを自覚し始め
た軽度認知症者を対象にした、脳活性化の
ためのトレーニング方法が開発された。

早口言葉や、足し算・引き算などの計算、
「赤上げて、白上げないで・・」と掛け声に
合わせて手旗を上げ下げする・・
ウオーキングや、高さ10㌢の踏み台を乗り
降りする、軽めの有酸素運動など、
約10の課題を、毎週1回1時間実施する。

計算をしたり、瞬時の判断が求められる動作
を繰り返すことで、注意力や集中力を鍛える
ことができる。
半年も続けると、認知症への進行を抑える
ことができるようになります。

早めに気づいて認知症予防に取り組めば、
進行が抑えられ、中には健常な状態に戻る人
も出ることが分かってきた。
続けられずに途中でやめたりすると、また
物忘れが多くなり、認知機能が低下していき

ます。

2268 認知症という病

2268 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康「認知症という病」


認知症という病は、人間らしさの一部とみな
されるものが、一つひとつ失われていくのを
自覚したとき、初めて知ることになる。
日頃、当たり前に思っている間は気づくこと
がない。
例えば会話・・相手の言葉を受けて答えたり
質問したりするには、直前に語られた内容を
ごく短い間、覚えている必要がある。

この”短期記憶”をなくすと、言葉のやりと
りができず、同じ会話を繰り返すようになる
また”時間と空間の認知”は、あらゆる
行動の基本になるが、この能力が壊れると、
居場所を探してさまようことになる。

認知症の前段階「軽度認知障害」を発症した
ころ、『まるで暗い洞窟の中へ入って行くよ
うな気持ちになった』という。

ついこの間まで当たり前にやっていたことが
出来なくなる・・
今がいつで、ここがどこか?わからなくなる
不安と孤独は、患った本人しか分からず、
幼い少女のようにおびえるのです。

5年後の2030年には、65歳以上の
7人に1人が認知症になるという。
老いとともに誰もがなりえる病・・
私たちはその病に苦しむ人たちのことを、
どれほど理解しているだろうか・・

                                   日経新聞「春秋」