「大国中国 VS 米国の覇権争い」
気に食わなければ直ぐ、腕力にものを言わ
そうとする、覇権国家中国とロシアに、
米国トランプ氏も加わろうとしている。
中国は、周辺諸国の懸念などおかまいなしに
東南アジアの周辺海域で、力による一方的
現状変更を続けている。
また、中台統一を掲げ、現状維持を望む台湾
に、軍事的圧力をかけている。
理不尽な理由による経済的威圧も多用する。
新型コロナの発生源調査を提案した、オース
トラリアの大麦やワインに高い関税をかけた。
日本の処理水放出では、科学的根拠を示す
ことなく、水産物の輸入を全面禁止にした。
中国の外交は多分に政治的で、各国に中国
への依存度を高めさせておいて、いざとなっ
たら経済的優位な関係を武器に、相手国の
政府や企業に譲歩を迫る・・
こうした中国の乱暴な発想は、トランプ氏に
も共通する。
中国の24年度の対米輸出額は、第1次トラ
ンプ政権の17年比で1千億㌦増え、対する
米国からの輸入額は100億㌦しか増えてい
ない。
米中両国は再び”関税合戦”をするのか?
専門筋は「関税による中国の報復は少ない」
ため、限界があるのです。それよりも、
中国に進出するエヌビデア他
米国企業を標的に、揺さぶりをかけたり、
重要鉱物の対米輸出を禁止する方が、
米国に対抗する急所になると中国は考えた。
昨年12月、半導体の源材料ガリウム、
ゲルマニウム、アンチモンなどの重要鉱物の
対米輸出を、中国は輸出禁止にした。
読売新聞「G E 国際経済 」