2275 大国中国 VS 米国の覇権争い

2275 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「大国中国 VS 米国の覇権争い」

気に食わなければ直ぐ、腕力にものを言わ
そうとする、覇権国家中国とロシアに、
米国トランプ氏も加わろうとしている。

中国は、周辺諸国の懸念などおかまいなしに
東南アジアの周辺海域で、力による一方的
現状変更を続けている。


また、中台統一を掲げ、現状維持を望む台湾
に、軍事的圧力をかけている。
理不尽な理由による経済的威圧も多用する。

新型コロナの発生源調査を提案した、オース
トラリアの大麦やワインに高い関税をかけた。
日本の処理水放出では、科学的根拠を示す
ことなく、水産物の輸入を全面禁止にした。

中国の外交は多分に政治的で、各国に中国
への依存度を高めさせておいて、いざとなっ
たら経済的優位な関係を武器に、相手国の
政府や企業に譲歩を迫る・・
こうした中国の乱暴な発想は、トランプ氏に
も共通する。
中国の24年度の対米輸出額は、第1次トラ
ンプ政権の17年比で1千億㌦増え、対する
米国からの輸入額は100億㌦しか増えてい
ない。
米中両国は再び”関税合戦”をするのか?
専門筋は「関税による中国の報復は少ない」
ため、限界があるのです。それよりも、
中国に進出するエヌビデア他
米国企業を標的に、揺さぶりをかけたり、
重要鉱物の対米輸出を禁止する方が、
米国に対抗する急所になると中国は考えた。

昨年12月、半導体の源材料ガリウム、
ゲルマニウム、アンチモンなどの重要鉱物の
対米輸出を、中国は輸出禁止にした。

       読売新聞「G E 国際経済 」

 

2274 トランプ氏にみる米国の先祖返り

2274 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「トランプ氏にみる米国の先祖返り」

人類の歴史を一言で振り返るなら、それは
「土地の奪い合いの歴史」ではなかろうか。

世界を見渡せばロシアVSウクライナ、
ハマスVSイスラエルなど、土地を奪い合う
戦いである。
再任したばかりの、トランプ大統領の発言が
物議を釀している。カナダ併合、グリーンラ
ンド、パナマ運河の奪還など、領土拡大の
野望を隠そうとしない。

米国の歴史は合衆国の名が示す通り、
飽くなき領土拡大の歴史である。
アメリカカは次々広大な土地を手に入れ、
現在の合衆国をつくった。

領土拡大の方法は・・
交渉/フランスのナポレオンからルイジア
    ナを購入。
戦争/独立戦争後に英国からミシシッピ川
   以東の土地を獲得。 米・メキシコ戦争で
   カリフォルニア、米・スベイン戦争で、
   プエルトリコ、グアム、フイリピンなどを
   奪取している。
買い取り/ロシアからアラスカを購入

「自由の国アメリカ」のイメージはケネディ
   大統領以降に作られたもの・・
   過去、米国の歴史を振り返ると、アメリカ
   ファースト1国主義が主流で、オバマや
   バイデンの手法は、アメリカの国益にはなら
   ない。
トランプ氏のその過激な言動から、いかにも
破天荒な異端児に見られがちだが、むしろ
米国本来の”先祖還り”をしただけと言る。

                                日経新聞「大機小機」

2273 一国主義/トランプ氏の外交政策

2273 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
[ 一国主義/トランプ氏の外交政策 ]
「私が大統領だったら、ウクライナの戦争は
始まらなかった」「大統領に就任すれば、
24時間以内に戦争を終わらせる」
「戦争を終わらせるために、すぐにプーチン
氏に会いたい」などと豪語。

そのプーチンにトランブは脅しをかける。
「ばかげた戦争をやめろ!
さもなくば高い関税や制裁をする」と・・

就任演説では「メキシコ湾の名前をアメリカ
湾に変える」と正式に発表。更に領土拡大に
も言及・・安全保障のためデンマーク領グリ
ーンランドは必要と語った

「お前の物は俺の物」の発言で、超大国の力
を背景に一方的発言。戦後の国際秩序と自由
貿易をリードしてきた米国は、そこにない

ウクライナ侵攻は「今年中に終わらせる」
「中国がパナマ運河を運営しているが、我々
は中国に与えたわけではない。パナマ運河
を取り戻す 」と・・
昨年2月、中国に60%超の関税引き上げを
示唆していたトランプ氏、就任後「2月から
10%引き上げる」にトーンダウンした。

また就任前は、全世界からの輸入品に20%
の関税をかけると表明していたが、今のとこ
ろ言及なし。
今後、日本を始め世界の国々は、関税引き上
げ制裁で脅され、譲歩を迫られるだろう・・

               日本経済新聞