2340 練習しても思うようにならないゴルフ

2340 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「練習しても思うようにならないゴルフ」 

身長155㌢の女子プロゴルファー・・
何であんなに飛ぶの?身長も体力も上回る
男性の私より、はるかに遠くへボールを飛ば
す。
体力や腕力で飛ばすのではないことは分かる
が・・どう動けばそうなるのか分からない。
 

左に池!右に向かって打ったら、玉は左の
に飛んでいった・・何で?
心と体が繋がっていない。体が、自分の思い
に連動した動きをしていないのです。
 

一人で練習している時はうまくいくのに・・
同伴者がいると、緊張して失敗する。
ゴルフは、同伴者とスコアを競うスポーツで
す。同伴者といると心と体が繋がらなくなる。
 

失敗したら恥ずかしい、笑われたくない。
ドライバーでも寄せでも、同伴者より
飛ばしたいし、うまく寄せたいと思う・・
    
ゴルフを上達したいと、本を買ってくる。
が、読めば読むほど分からなくなる・・
遠くに飛ばしたい・・ヘッドスピードを上げ
ようと玉を叩きにいく。力いっぱい腕を振る
・・そんな思込みの練習が長年続いた。
 

トップまで引き上げたら、ダウン開始は腰か
ら・・エッ、そうなの。上半身と下半身、
同時に力を入れて打つのは無理!
 

トップに引いた肩やグリップ、力を抜いて
上半身から打ちにいくのを止めないと、
腰に力が入らないし、ヘッドも走らない。
 

うまくなりたかったら、下手な自分の問題点
に気付かなければならない。原因を体に問い
かけ、自ら体で問題を解決していく・・
体が覚えるまで、繰り返し練習するし
かないのです。
親切に「ああしたらいい、こうしたらいい」と
手とり足とり教える人がいる。
それはその人が長年、体で覚えた技であって
、言われた通りにやっても身につかないので
す。

2339 夜中に目が覚め、眠れなくなったら

2339 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「夜中に目か覚め、眠れなくなったら」


年寄りの悩みに、夜中に目が覚めて、2~3
時間ごとにトイレに行くことがあります。
ベッドに戻った後、目がさえて眠れないのが
また辛い。
度重なると恐怖になり、ベッドで目をつむっ
たまま考えこどをしてしまう。
「あの人はどうしているか」とか「1年後が
心配だ」とか、雑念が次々浮かんでくる。

眠れない原因は「過去にしでかした過失」
「何れ解決しなければならない未来の問題」

過去や未来の雑念が”不安”を誘うのです。

深夜目が覚めて、雑念から脱するには、自分
を”今”に置き換え、過去や未来の雑念から
離れることです。
過去や未来の嫌なことが浮かんできたら
”今”に置き換えてしまうのです。

その1/「吸う・吐く、吸う・吐く・・」の
息を数えることに意識を集中する
その2/「羊が1匹・羊が2匹・・」

その3/アイフォーンを枕元に、クラシック
など好きな音楽を聞きながら眠る
私は喜多郎の「シルクロードのテーマ」を
聴いているうちに、眠ってしまいます。

その4/枕元に置いた文庫本や新聞を読む。
眠くなったら消灯し、横になる。

2338 ヒトは血管とともに老いる(2)

2338 【吉村外喜雄のなんだかんだ
食と健康 「ヒトは血管とともに老いる(2)」

「ヒトは血管とともに老いる」という言葉が
ある。血管の老化で最も注目したい動脈硬化
・・促進する要因に酸化糖化がある。

こうした血管の老化を予防するには、
血管を
傷めない生活習慣が大切になってくる。
食事で特に大切なのは、糖質脂質
とり過ぎに注意することです。

「糖質のとり過ぎ」は食後の血糖値の急上昇
を招き、「脂質のとり過ぎ」は血液中の脂肪
酸の増加につながる。
糖質を抑えるには、ご飯やパンなどの主食の
量を減らし、1日に1食は玄米や雑穀物に
する。
脂質を多く含む食品は、油、肉類、魚介類、
卵、乳製品、ナッツ類、インスタントラーメ
ンなどがある。
脂質の摂取量を減らしつつ、青魚や植物油
などに豊富なオメガ3脂肪酸など、良質な
ものをとるようにする。

食べ方の工夫では、食物繊維が豊富な野菜か
ら食べる。動脈硬化に関わる高血圧の予防に
塩分を控え、睡眠を十分とるようにする。

毎日、41度程度の熱めのお湯に10分くら
い入浴すると、血管が若返り、心臓も健康に
なることが確認されている。

                        日本経済新聞「カラダづくり」