2325 認知症予防に効果があるトレーニング

2325 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「認知症予防に効果があるトレーニング」

(1)下半身の筋力や体幹を鍛える
・椅子に深く腰掛け両手は椅子の両端を掴む
・右足を天井に向けて、足をまっすぐに伸ば
して90度限界まで引き上げて、5秒間停
止し、元の位置に下ろす・・5回続ける
・次に左足・・
  
※太ももの筋肉に意識が集中すると、太もも
から脳を刺激し、認知症の予防になる
毎日10回✕朝・昼・晩3セット続ける!

(2)指の運動
・両手の親指と親指の先をくっつける。
くっつけたまま、ぐるぐる回す
・次に親指をくっつけたまま、人指し指と

人差し指をくっつける
・人指し指を上下させる
・次にくっつけた親指と親指、人差し指と
人差し指を同時に交互に上下にぐるぐる
回す
※指先の運動が脳を活性化し、認知症の予防
になる

(3)無酸素運動
・スクワット  ・腕立て伏せ  ・しこ踏み
・背筋伸ばし・・を毎日続ける

(4)有酸素運動
以下いずれかを趣味に、有酸素運動を続ける
・ウオーキング  ・ジョギング  ・サイクリング
・エアロビスク   ・ヨガ  ・水泳/水中歩行
・ゴルフ
(ゲーム的要素が加わると脳が活性化する)

・高齢者2300名の一日の歩行数を調査した
1日3.2Km歩くグループに対し、
1日1.6Km以下しか歩かないグループの
認知症発症率は1.8倍になった

(5)その他の認知症予防
歯磨きは朝起きた時、寝る前、食後
計1日5回歯を磨く。
食後の歯磨きを怠ると歯槽膿漏になり、菌が
血管から脳に入る。夜寝ている間に腔内の菌
が繁殖し、朝食といっしょに体内に入る。

・睡眠時間は7時間
睡眠時間が6時間の人、睡眠時間が浅く夜中
に何度も目が覚める人は、7時間睡眠をとる
人より、認知症発症率が30%高くなると
いう研究データーがある。

2324 伸ばせ健康寿命

2324 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「伸ばせ健康寿命」

厚労省による22年度の健康寿命は、全国
平均で男性72,6歳、女性75,5歳
健康寿命と平均寿命の差は男性が8,5年、
女性は11,6年。

都道府県別、男女平均の健康寿命を見ると、
静岡県がトップで75,2歳、2位が山梨県
で74,8歳、3位石川県で山梨県に並ぶ
74,8歳でした。
健康寿命が1年長い自治体は、1人当たりの
医療費が年約3万1000円少なくなるという。
そこで全国の自治体は、住民の健康寿命を
伸ばそうと、あれこれ知恵を絞る。

中部電力は、寝たきりの前段階のフレイル
検知サービスを23年から始めた。
スマートメーターから取得した各家庭の30
分ごとの電力使用量をA Iで分析する。

起床・就寝、睡眠の時間、家事や外出とい
った行動をA Iで分析・・フレイルの予兆
を見つけて、介護の予防につなげている。


なんと8割以上の精度で、フレイルの検知に
成功している。既に、長野県松本市など13
の自治体が導入していて、今年度は更に50
の自治体が導入を目指すという。

 

                        日本経済新聞

2323 不眠症を解消するには(2)

2323 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「不眠症を解消するには(2)」
高齢になると「不眠症」に悩む人が増えてく
る。不眠には大きく分けて3つのタイプがあ
る。
寝付きの悪いタイプ
夜中に何度も目が覚めるタイプ
朝早く目覚め、その後眠れないタイプ

この3つすべてが当てはまり慢性化すると、
日中に強い眠気や疲労感、倦怠感が・・
集中力が低下し、仕事で大きなミスや、
運転事故につながることに・・

不眠の原因はストレス、生活リズムの乱れ、
うつ病など様々・・一旦慢性化すると不眠が
正常に戻ることは難しい。

不眠を放置し、睡眠不足の状態が続くと、
自律神経のバランスが崩れ、肥満、高血圧、
高血糖のリスクが高まり、認知症の引き金に
なることが分かってきた。

生活習慣を改善することで、不眠症を解消し
ます。
⚫️「遅寝早起き」、眠くなっても直に床につか
  ない
⚫️「寝床では寝る以外のことをやらない」
⚫️「眠くなかったら、一度寝床から出る」
⚫️「就寝前のアルコールは逆効果です」
⚫️「睡眠薬は、医師の指示に従い正しく服用
   する」
副作用の少ない「オレキシン受容体拮抗薬」
が自然に近い眠り促します。

私の場合は、就寝時アイフォーンを枕脇に
置いて、睡眠を誘う「音楽やラジオを聞く」
などして、いつの間にか眠りに入っていく
自然な睡眠を促す。
夜中、トイレで目が覚め眠くない時は、枕元
の文庫本や新聞を読んで、自然と眠くなるの
を待つ。