2279 企業で進む、生成AIによる業務の代替

2279 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「企業で進む、生成AI による業務の代替」

生成AI ロボットの企業への導入が、
世間の意図を超える速さで進んでいる。
自律移動ロボット「カチャカ」に生成AI を
加え、日常的な言葉で指示や対話ができる

機能を持たせた。

主人の指示に従って、別の部屋にいる家族に
コーヒーを届けたり、洗濯機から取り出した
り、衣類を部屋に運んだりできる。

更に「気の利いた言葉を添えて」と付け足し
たら、「いつもありがとうございます」
「とても頑張っていますね」と、荷物を届けた
相手にねぎらいの言葉を投げかけた・・

生成AI を搭載することで、ロボットの枠を
超えた役割を果たすようになった。
AI が自ら考えて戦略を練ったり、複雑な課
題を解いたりする代理人としてのAI も、
開発が進んでいる。

事例として注目されるのが「NECの交渉
AI 」。AI が商品取引交渉を行い判断する

電子機器の納期を、AI で交渉する取引先と
して10社以上が参加し、約1300品目を
対象に、製品の生産計画が変更された際の
「納期の前倒し交渉」をやらせた。

結果、交渉をした140件のうち95%が、
AI の交渉が成立し、納期も大幅に短縮した

今回は、納期と数量の交渉をAI に任せたが
、何れは支払いを増やしたり、交渉で有利な
条件を引き出したりするなど、 更に複雑な
交渉も視野にいれている。

          読売新聞「生成AI 考」

2278 どこまで進むAIの進化

2278 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「どこまで進むAIの進化」

AI
の進化はどこまで進み、私たちの生活に
どんな変化をもたらすのだろうか・・

近い将来、AIは人間より優れた知能を持つ
ようになる。人間の寿命は短い・・その間に
AI情報を全て学び取ることは不可能だ。
1000個のAIがそれぞれ別の情報を学習
し、共有することで全てを学ぶことができる。

人間を上回る知能を持つAIが、早ければ
5年、遅くとも10年後には誕生するだろう。
10年後の2030年代半ばに、AIはどこ
まで進化しているだろうか?

AIを搭載したロボットが、洗濯、部屋の
掃除・整理整頓をやるようになる。
1億人の患者の診療データーを学習した
AI医師に診てもらう。AIによる手術の
成功率も高まるだろう。

教育に於いても、個々の学力に合わせて学習
方法を変える「教育の個人化」が普通になる。
又、AIは簡単な指示で仕事をこなし、
人手不足に大きく貢献し、様々な課題に応え
るようになる。

10年後には人間を超える知能を持つ「AGI
によって、科学的発見が続出し、医療、環境、
食料などの様々な分野で、人類が抱える問題
を解決していくだろう。

AIを制御しながら、科学技術を発展させる
ことができるだろうか?
人工知能(ASI)が実現すると、人間が
AIをコントロールできなくなる恐れが生じ
るのでは・・

2277 超高度な知能を手にしたAIの行き先は?

2277 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「超高度な知能を手にしたAI の行き先は?」
AI 開発企業がビジネスを優先し、安全が
おろそかになることへの懸念が拭えない。

AI が全ての人々の生活をよりよくすること
を期待しているが、心配なのは悪い結果を
もたらす可能性もあるということです。
大量の情報を効率的に処理できる生成AI を
導入すれば、複雑な課題を瞬時に処理できる

NHK早碁の対局で、相手棋士が考え抜いて
指した1手に、A I は瞬時に次の最適一手を
テレビ画面上に表示し、教えてくれる。


複数の売り手と買い手の交渉を、AI に任
せて利益を競わせた。
取引不成立の際には、保険金で補う仕組みを
導入したところ、AI はその仕組を悪用する
共謀相手を見つけ出し、不当に保険金を得た
また、複数のAI に販売価格を競わせた実験
では、 互いの利益を最大化するために、
AI 同士が意図したわけでもないのに、
談合したかのような価格設定になった。

生成AI は、膨大なデーターから特徴的な
要件を抜き出して、学習する傾向がある。
その結果、AI が作成するデーターに偏りが
生じ、繰り返し学習すると、最後には現実と
かけ離れてしまう。

AI が目標を達成することだけを考えれば、
人間の目を盗んで不正を犯す手段を選ぶ
危険性もある。
AI の活動が、社会の規範を逸脱していない
かを確認するために、AI が使われるだろう

                              読売新聞「生成A I 考」