2370 冬の朝、すっきり目覚めたい

2370 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「冬の朝、すっきり目覚めたい」

 

寒い朝は布団から出るのが辛く、なかなか
起きられない。寝足りないと感じることも。
ぐっすり眠って、すっきり目覚めるには・・
冬の起床時はまだ暗く、目覚めが悪い。

寝室の天井照明にタイマーを設置し、起床
時刻30分前ごろから明るさが徐々に強くな
る機能を取り入れると、自然に目覚めるよう
になる。
目覚ましアラームも、スッキリ起きるのに
効果がある。
一度で起きられる工夫として、設定時刻前に
小さく優しい音が流れるプリアラームや、
目覚め前の眠りの浅いタイミングを検知して
アラームを鳴らす、スマートアラームがお勧
めです。
どちらも浅い眠りから徐々に覚醒し、気持ち
よく起こしてくれます。
アラームの音を、自分の好きなアップテンポ
曲や、鳥の鳴き声などにするのも効果的で
す。
私は喜多郎の「シルクロード」を、スマホの
タイマーに設置して、心地よく聞きながら目
覚めます。
また寒い朝が続く冬は、石油ストーブを
チャイルド、室温20度を保つ設定にして、
寝室を朝まで暖かく保つよう工夫するとよい。

厳しい寒さが続く1~2月、私は掛け布団を
1枚多く重ねたりせず、寝間着にもう一枚
多く重ね着をして、温かく気持ちの良い眠り
を誘うようにしている。
掛け布団で寒さを調節するのは、寝返る時
布団が重く、眠りが浅くなる。

次に入浴のタイミング・・就寝の1~1時間
半前に、湯船で40度のお湯に首まで15分
浸かり、体を芯まで温めて体温を上げておく。
深部体温が下がる頃に眠気が誘発されます。
尚、熱いお湯だと覚醒作用が働き、目が覚め
てしまいます。

冷え性の人以外は靴下を履かず、寒ければ
足首まで覆うレッグウオーマーを着用するの
が良い。
手の平と足の裏は体の放熱器の役割を担う。
靴下で覆うと温度調節ができず、夜中に目が
覚める原因になります。

2369 釈迦の教え/黒白二鼠の喩え話ー2(解説)

2369【吉村外喜雄のなんだかんだ】
故事から学ぶ・釈迦の教え
「黒白二鼠
(にそ)の喩え話ー2(解説)」

釈迦は「黒白二鼠(にそ)の喩え話」を人生
の生き死に置き換えて説いた・・

は人生、旅人は今を生きるすべての人間
を指す。は人生のむなしさ・寂しさを表す。

独生独死」「独去独来」・・人は1人生まれ、
1人死んでいく。1人この世に来て、1人去
っていく。自分のことを何から何まで理解し
てくれる人間は、1人もいない。

白骨は、いずれ自分も死んで白骨になること
を、暗示している。

飢えに狂ったは”無常の風”・・明日の我が
命がどうなるか、分かりようがない。

人は病だけでは死ねない。能登大地震のごと
く、いつ思わぬ無常の風に誘われるか分から
ない。運悪く無常の風が吹いたら、死ななけ
ればならない。
人は皆、生まれた時から、飢えに狂った虎を
心中に持っていて、いつ襲われるか分からな
いのです。
野火は残された人生と老病を、藤ツルは人間
の寿命を、垂れてくるは語欲、は邪思を
表し、人生のはかなさを説いている。

白と黒の鼠・・白い鼠は昼を、黒い鼠は夜を
表す。昼は白い鼠が、夜は黒い鼠が、交互に
藤ヅルをかじり、昼と夜を繰り返して、残さ
れた寿命がかじられていく。
最後に噛み切った鼠が白い鼠であれば昼に死
に、黒い鼠なら夜に死ぬことになる。

青龍、赤龍黒龍3匹の毒竜が水面で暴れ
ている。 
青龍は”欲の心”を持っている。
欲には食欲・財欲・色欲・名誉欲・睡眠欲の
五欲があって、欲の本質は「我利我利亡者」
己の欲を満たすことのみに囚われる。

赤龍は”怒りの心”  怒ると赤い顔になる。
黒龍は”愚痴の心” 人を妬み、恨み、心は
醜く汚い。

人生とは、この喩え話のようなもの。
すべての人に当てはまる。過去に囚われ、
将来を憂えたところで、どうなるものでもな
い。
今に感謝し、今を大切にして生きることが
大切なのです。

2368 釈迦の教え「黒白二鼠の喩え話」

お釈迦様は、35歳で悟りを開き、80歳で
亡くなるまでの45年間、7千余卷の仏典を
まとめて教えを説かれた。仏典の要所に、
仏の道を説くときの喩え話が織り込まれて
いる。
その中の一つに「人間とは何か?」を説いた
「黒白二鼠の喩え話」がある。
2368 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
故事から学ぶ
釈迦の教え「黒白二鼠
(にそ)の喩え話」

秋、旅人が人気のない山道を歩いていると、
白骨が散らばる森に出た。ふと見ると、飢え
に狂ったが、こちらに向かって来るではな
いか。必死に逃げたがその先は断崖絶壁・・
逃げ場を失ってしまった。

崖っぷちの一本の木に、藤ツルが垂れ下がっ
ている・・天の助け、ツルにぶら下がって間
一髪難を逃れた。

やれやれと崖下に目をやると、荒波が打ち寄
せ、白波が立っている。3匹の毒蛇が海面か
ら頭を伸ばし、獲物にありつこうと荒れ狂っ
ているではないか。

陸に目をやれば、野火の炎がこちらに向かっ
てきている・・木が炎に包まれたらそれまで
だ。
命を預けた頼みの藤ツル・・見上げると、
白と黒の2匹の鼠が、交互にカリカリつるを
かじっている。

鼠を追い払おうと、右に左に藤ツルをゆする
と、大きな蜂の巣に触れる。 驚いた蜂は、
旅人に襲いかかろうとする。

蜂蜜がツルを伝って垂れてきた。一口なめた
蜂蜜のなんと美味なこと。あまりの美味しさ
に・・虎や毒龍や野火や鼠の危険から、死が
目前に迫っているいることを忘れてしまった。