2281 国の存亡に関わる、少子化と出生率の低下

2281 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「国の存亡に関わる、少子化と出生率の低下」

厚労省は2月27日、2024年の出生率が
過去最小の72万988人と発表した。
前年から約3万8千人(5%)減少し、
9年連続で減少している。

死亡数は約162万人(前年比1.8%増)
で、4年連続更新中・・死亡数から出生数を
引いた人口の自然減は約90万人で、減少幅
は前年より約6.5万人と過去最大となった。

日本人の出生数は第一次ベビーブームに
(S22)270万人を記録。第二次ベビー
ブーム(S46)で209万人に達して、
以降は減少が続き、2016年に100万人
を割り込み、19年に90万人、22年には
80万人も割り込んだ。

第一次ベビーブームの団塊の世代が2025
年に75歳の後期高齢者になるため、死亡数
は今後も増え続け、人口減少は加速する。

婚姻数50万組で、90年ぶりに下回った
前年から2.2%増えた。ただ、新型コロナ
ウイルスの影響で婚姻数は19年の60万組
から20年には52.6万組に大きく減って
おり、コロナ禍前の水準には戻っていない。

少子化は想定より15年早いペースで進んで
おり、減少に歯止めがかからない。
人口減への政府の早急の対応が急がれるのです。

読売新聞

2280 人口減にからむ女性の就労環境

2280 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「人口減にからむ女性の就労環境」
能登の田舎に住む女性が、都会に出て働き
たいと思う。田舎にいると早く結婚しろって
言われるのが嫌だった・・
疲れるのです
田舎を出るきっかけは、自身の
就職活動で
感じた「モヤモヤ感」だった。

大学4年のとき、地元と東京で就職活動をし
た。都会への憧れもあったが、地元での人間
関係や、豊かな自然環境も捨てがたかった。

地元企業に就職するとすれば、都会よりも少
ない給与を、どこまで許容できるかがポイン
トになる。
実際に就活に望んでみると、給与以上に気に
なることがあった。
男子社員より早く出社し、清掃・お茶汲み、
男性社員の補佐が主な仕事になり、
性別による役割分担が常習化していて、
旧態然とした女性の就労環境が引っかかった

女だからという理由で役割を強いられる。
両親と同居する長男と結婚して、
「長男の嫁って奴隷みたい」と涙をこぼす
ことも・・
女は子どもを生んで一人前、家事育児は女が
するもの、男は一家の主として務めを果たす
べきだ・・性別による役割分担への無言の
圧力がかかってくる。

地方の企業には、女性の正社員や管理職が
少ない、ゼロ企業も珍しくない。
若い女性が地元での就職を嫌って、都会に
る・・すると独身男女のバランスが崩れ、
農家やお寺、商家を継ぐ長男に、深刻な
嫁不足問題が生じてくる。
しだいに、年寄ばかりの町や村になって
いく
のです。
女性が、地方から都会へ出ていくのは、
個人の問題では済まされない。
企業の意識も社会環境も変わらなければ、
過疎化は避けられない・・

             読売新聞     

2279 企業で進む、生成AIによる業務の代替

2279 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「企業で進む、生成AI による業務の代替」

生成AI ロボットの企業への導入が、
世間の意図を超える速さで進んでいる。
自律移動ロボット「カチャカ」に生成AI を
加え、日常的な言葉で指示や対話ができる

機能を持たせた。

主人の指示に従って、別の部屋にいる家族に
コーヒーを届けたり、洗濯機から取り出した
り、衣類を部屋に運んだりできる。

更に「気の利いた言葉を添えて」と付け足し
たら、「いつもありがとうございます」
「とても頑張っていますね」と、荷物を届けた
相手にねぎらいの言葉を投げかけた・・

生成AI を搭載することで、ロボットの枠を
超えた役割を果たすようになった。
AI が自ら考えて戦略を練ったり、複雑な課
題を解いたりする代理人としてのAI も、
開発が進んでいる。

事例として注目されるのが「NECの交渉
AI 」。AI が商品取引交渉を行い判断する

電子機器の納期を、AI で交渉する取引先と
して10社以上が参加し、約1300品目を
対象に、製品の生産計画が変更された際の
「納期の前倒し交渉」をやらせた。

結果、交渉をした140件のうち95%が、
AI の交渉が成立し、納期も大幅に短縮した

今回は、納期と数量の交渉をAI に任せたが
、何れは支払いを増やしたり、交渉で有利な
条件を引き出したりするなど、 更に複雑な
交渉も視野にいれている。

          読売新聞「生成AI 考」