2284 生まれ直せたら、やっぱり女がいい

2284 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分・女の言い分
「生まれ直せたら、やっぱり女がいい」
日本よりも少子化が加速する韓国。
男性に兵役義務が課される韓国は、
男尊女卑・男性優位の社会と言われてきたが
「男こそ被害者だ」との主張が、男性の間で
強まっている。
少子化の原因は女性にあり、今の世の中
女性は義務を果たさず、権利だけを求め、
男性の経済力に依存して楽に暮らそうとする

あらゆる性差別から開放を求め、女性の人権
と権利を主張する。そんな女性たちをあから
さまに嫌悪する、韓国の男たち。


兵役の義務を果たしてこそ権利が認められる。
男たちはそれを乗り越えてきたのに、バカな
女性たちは権利だけを得ようとする・・と。

男性の「自己被害者化」が進む韓国で、性差を
めぐる不満が韓国の男性の間に増幅している
のです。

私の会社は、90%女性が戦力の職場です。
今年で起業40年になる。
その間、女性に機会を見ては尋ねた・・

『人生やり直せるとしたら、あなたは男に
生まれたい?それとも女性がいい?』
過去、50人を超える既婚女性に質問した
が、「やっぱり女がいい。男は大変!」
と・・「男に生まれたい」と答えた女性は、
現在まで一人もいないのです。

男性のわたしは・・「やっぱり男がいい」

2283 いち早く男女平等を実現した企業

2283 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「いち早く男女平等を実現した企業」

日本は、企業や社会全体の男女平等への
改革・改善意識が低い。
2024年国連が発表した男女平等への
国別達成率を比べると、日本は146ケ国中
118位・・
雇用条件や待遇などを見直し、セクハラへの
対策、女性の管理職への登用など、格差を
生み出す要因の排除・改善が急がれる。

雇用条件や待遇などの模範例に、
ノエビア化粧品の例がある。
女性社員の比率66.4%。管理職80名の
うち21名(26.3%)が女性の企業です。
(24.9現在)
40数年前、ノエビア創業当時は、女性が25
歳の結婚適齢期を迎える頃になると「寿退社
」を迫られ、パワハラによる嫌がらせで、
職場に居づらくなるのが常だった。

ノエビアは、創業当初から業務における性
男女差はなく「入社時から男女同一賃金」
業務量も責任も平等で、能力があれば
キャリアアップのチャンスのある会社でした。

国籍を問わず、女性の人材登用に積極的な
ノエビア。創業当時から男性社員には厳しく
、社内は禁煙、肥満体質の男性は管理職に
なれないなど・・
1980年当時の日本の企業では珍しい雇用
条件で、「男女機会均等」を実現していたの
です。
1992年には、当時先がけとなる、子ども
が3歳までの間「育児休業」が取得でき、
更に、安心して復職できる制度も実施してい
る。
当時、女子大生が就職したい日本の企業
ベスト10位に、ノエビア化粧品の名があり、
資生堂が30位だったことから、驚いたこと
を記憶している。

2282 縮まらない男女の賃金格差

2282 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「縮まらない男女の賃金格差」

働く女性が増えた一方で、子育てでいったん
仕事を離れる女性の復職は難しい。
労働基準法は、性別を理由として賃金に差を
つけてはならないと定めている。

ただ女性の場合、結婚や子育てで家庭に入り
、離職する人が多い。勤続年数も少なくなり
がちだ。そのため、管理職も少なくなる。
そうした事情から女性の賃金は男性の75%
にとどまっている。

政府は3年前、全国の大企業に対し、
男女の賃金差を公表するよう義務づけた。
その後、女性管理職の育成や、働き方の見直
しが
進んでいる。

日本では、女性の正規雇用率が20代後半を
ピークに下がり、非正規雇用が増えていく。
結婚や出産を機に正社員を辞め、子育てを
経て、パートなどで再び働き始める人が多い。

非正規雇用で働く人の7割を女性が占め、
賃金は正社員の3分の2にとどまる。
少子高齢化が進み、労働力の不足が深刻化
する中、企業にとって男女ともに働きやすい
環境を整えることが重要になってくる。