■北陸三県、30年後の推定人口
富山県 76万2千人(26.4%減) 65歳以上(41.4%)
石川県 89万7千人(20.8%減) 65歳以上(38.3%)
福井県 57万3千人(25.3%減) 65歳以上(40.3%)
厚労省が昨年12月に発表した「将来推計人口」によると
30年後、2050年の北陸三県の人口は223万2千人になり、
2020年の293万5千人に比べ24%減少する。
今後30年間で、なんと福井県の人口に匹敵する70万人減る
ことになる。
人口は、全国平均(17%減)より北陸は減り巾が大きい。
人口に占める65歳以上の割合も、30%から10%増え
「5人に2人が老人で40%を占める」ようになる。
大地震の頻発で、能登地区の家屋の90%が被害を受けた。
高齢化率が高い事もあって、復旧を諦め、故郷を離れる住民が
増えてくるだろう。
現在でも、全戸数の半数が空き家の村があるというのに、
更に住民が減っていくと、自治体の税収は減少・・
一方で、高齢化による社会保障費が増えていく。
地方財政は破産状態に陥り、更に人口減少に拍車がかかるだろう。