2255 定年後の快適な生活を維持するために

定年後の健康で活動的な第二の人生に思いを
はせる・・気になるのは定年後に想定される

生活に必要な出費の金額・・
充実した生活を維持するためには、現役の
40代から資金計画を立てておかなければ、
定年間近になってからでは遅すぎる。

月々の支出は? 収入はどれくらい見込める
のか?資産をどのようにして取り崩していく
のか?
総務省によると、65歳以上の無職の夫婦の
1ヶ月の生活費は約25万円。
住居費や食費、交通・通信費、娯楽費など
年間約300万円になる。

生活費のほか、大きな支出が見込まれるのは
介護費用・・住宅のバリアフリーや、介護
ベッドの購入に約74万円。
毎月介護にかかる費用は約8万3千円。
介護期間は平均5年、1人あたり580万円
になる。
65歳以上の夫婦の医療費の平均は月額
1万7千円(年/約20万円)。

持ち家劣化による
修繕費の支出も大きい。
キッチン80~150万、
浴室80~110万、トイレ20~40万、
外壁・屋根補修130~250万円。

住宅ローンは65歳までに完済するようにし
たい。また、子どもが就職するタイミングに
なれば、大学などの教育費用もなくなる。

リタイヤ後、夫婦で海外旅行の計画も費用が
かさむだけに、余裕がなければあきらめるし
かない。

2254 夜中、トイレに2回以上起きる人は・・

東京八王子に住む私の弟は妻と2人暮らし。
76歳の時に脳梗塞を発症し、左半身不自由

で、左手で茶碗を持てない体になった。

2年前の9月自宅で転倒・・左足の大腿骨を
骨折した。深夜1時、いつものように目が覚
め、寝室の隣にあるトイレに行く途中だった。

転倒時は自由がきく右手で杖をついていた。
トイレの前で右手を杖から離し、廊下の手す
りをつかもうとして転倒した。

今も、小用のため夜中に2回は目が覚める。
寝室には簡易トイレがあるが、本物のトイレ
でないと出るものも出ず、用を足す気になら
ない。
排尿のため、夜中に1回以上起きる症状を
夜間ひん尿という。2回以上は日常生活に
影響する。60代の男性の74%、80代
では93%が、夜中に起きてトイレに行く。

夜間ひん尿の原因には・・
① 心不全、慢性腎臓病による「夜間多尿」
② 前立腺肥大症による「膀胱蓄尿障害」
③不眠症や無呼吸症候群による「睡眠障害」
などがある。
夜間排尿回数が2回以上の人は、転倒による
骨折れのリスクが2倍以上になるという・・
注意しなければならない。

2253 103万円の壁(2)

国民民主党の要求通りに「103万円の壁」
を撤廃すると、国・地方を合わせて7~8兆
の税収減になり、財政が破綻してしまうと
専門家は懸念する。
自治体側でも、地方財政に大きな穴が開く
と、撤廃には消極的だ。
年収の壁は、社会保険の負担が増え
ることの2つがある。
100万円と103万円、150万円が税の
壁。106万円と130万円が社会保険の
壁だ。
最初の壁は100万円で住民税が発生する。
次の壁が103万円で、これを超えると所得
がかかる。

103万円は基礎控除48万円と給与所得
控除の合計額で、所得のある人全員が対象。

所得税は、収入から103万円を上回る部分
にだけかかる。最低税率は5%で、収入が増
えたのに手取りが減るという逆転現象は起こ
らず、現実”壁”は存在しないのでは・・
          
例えば、収入が110万円になったときの
所得税は
(110万ー103万)✕5%=3500円
尚、医療費控除生命保険控除など、
いくつかの控除の適用を受ければ、年収が
103万円を超えても所得税がかからないか、
わずかの金額で済みます。