2323 不眠症を解消するには(2)

2323 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「不眠症を解消するには(2)」
高齢になると「不眠症」に悩む人が増えてく
る。不眠には大きく分けて3つのタイプがあ
る。
寝付きの悪いタイプ
夜中に何度も目が覚めるタイプ
朝早く目覚め、その後眠れないタイプ

この3つすべてが当てはまり慢性化すると、
日中に強い眠気や疲労感、倦怠感が・・
集中力が低下し、仕事で大きなミスや、
運転事故につながることに・・

不眠の原因はストレス、生活リズムの乱れ、
うつ病など様々・・一旦慢性化すると不眠が
正常に戻ることは難しい。

不眠を放置し、睡眠不足の状態が続くと、
自律神経のバランスが崩れ、肥満、高血圧、
高血糖のリスクが高まり、認知症の引き金に
なることが分かってきた。

生活習慣を改善することで、不眠症を解消し
ます。
⚫️「遅寝早起き」、眠くなっても直に床につか
  ない
⚫️「寝床では寝る以外のことをやらない」
⚫️「眠くなかったら、一度寝床から出る」
⚫️「就寝前のアルコールは逆効果です」
⚫️「睡眠薬は、医師の指示に従い正しく服用
   する」
副作用の少ない「オレキシン受容体拮抗薬」
が自然に近い眠り促します。

私の場合は、就寝時アイフォーンを枕脇に
置いて、睡眠を誘う「音楽やラジオを聞く」
などして、いつの間にか眠りに入っていく
自然な睡眠を促す。
夜中、トイレで目が覚め眠くない時は、枕元
の文庫本や新聞を読んで、自然と眠くなるの
を待つ。

2322 不眠症を解消する

2322 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「不眠症を解消するには」

年齢を重ねるにつれ、必要な睡眠時間は
短くなってくる。成人は6~8時間ですが、
高齢者は6時間が一つの目安になる。

個人差はあるが睡眠時間は短くなっていく。
逆に8時間を超えて寝床に居ると、認知症へ
のリスクが高まります。

睡眠の質が低下することで、更に長く寝よう
とする悪循環に陥っていくのです。
夜中のトイレの回数が気になるが、3時間に
一回なら、高齢者には自然なことで問題ない。

中間管理職の42歳の頃は、日々仕事に追わ
れ、睡眠時間が4~5時間の日が続いて、
ストレスが溜まっていた。
体調不良に陥り、内科の診察を受けたところ
、睡眠不足は血圧を上昇させる。コレステロ
ールも高いと言われた。

まだまだ体力に自信があって、健康管理を
疎かにしていた私。以降、薬の服用に加え
生活習慣を見直した。
休日は、趣味のスキューバダイビンク、山歩
き、サイクリングなどの運動で汗を流した。

塩分の濃い外食を控え、野菜を増やし、
朝食は必ず摂るようにし、就寝の3時間前
から夜食を控えた。仕事の付き合いでの二次
会も遠慮した。

40・50代の睡眠不足は、60代以降の健康
に悪影響を及ぼす。短命に終わる可能性が
高くなる。
高齢になっても活躍し続ける人は、しっかり
睡眠を取っている人です。

2321 シニア世代にお勧めのポールウォーキング

2321 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「シニア世代にお勧めのポールウォーキング」
 

両手に専用ポールを持って歩く「ポールウォ
ーキング
」は、足腰に不安のあるシニア世代
に注目されている。姿勢良く歩くことができ
て、肩甲骨の筋肉など全身の筋肉が鍛えられ
る。
ポールウォーキングは、20年ほど前から広
がった運動法です。足腰が弱く転倒を心配す
る高齢者には、ポールを使うことで体のバラ
ンスが取れ、転倒防止になる。

年を重ね背中が曲がるなど、姿勢が悪くなる
と、股関節の可動域が狭くなり、歩幅も小さ
くなる。ポールがあれば背筋を伸ばし、肩甲
骨と股関節を大きく動かして、歩幅も広く歩き
やすくなる。
使用する際、まっすぐ立って肘を直角に曲げ
、ポールの長さを自分に合った長さに調節す
る。  
   
基本フォームは、あごを引き、目線は遠くを
見て、普段より半歩広い歩幅で歩く。
歩き出したら、前に出した足の辺りにポール
の先を地面にポンと触れる。
    
杖のようにポールに体重をかけ、前傾姿勢で
歩いたりしない。
グリップは軽く握り、元気よくかかとから着
地する。着地した後、足の裏全体で体重を支
えるように歩く。 

自分の足で歩くことは介護予防になり、健康
寿命も伸びる。ポールを使わずに正しい姿勢
で歩くことを目標にしたい・・