2242 医学の進歩、人生120年も夢ではない

超長寿社会で、健康に過ごすための老化を
予防する研究が盛んに行われている。
東大医科学研究所では、2040年をめどに
老化の一因とされる、細胞分裂をしなくなっ
た老化細胞を、除去する技術の開発に取り組
んでいる。
2050年の頃には100歳まで働き、
120歳まで余生を楽しめる世の中になると
いう。
一世紀を生き抜く100歳以上は、26年後
には、24年比5倍の47万人になると予測
される。
平均寿命はどんどん伸びて、人口に占める
65歳以上の割合は37%になる。
15~64歳の現役世代1.4人で、高齢者
1人を支える”肩車社会”になり、高齢者を

支えきれなくなる・・

現在の65歳を定年とすると、以後約30年
間元気な高齢者が活躍できる社会になり、
そのための環境整備が必要になってくる。
推計では2050年に、1人住まいは
1084万人になる。

世代を超え、隣近所が家族のように役割を
持って支え合う社会にしていかなければ、
医学が進歩して長生き出来るようになっても
長生きを喜べなくなってしまう。