東京八王子に住む私の弟は妻と2人暮らし。
76歳の時に脳梗塞を発症し、左半身不自由
76歳の時に脳梗塞を発症し、左半身不自由
で、左手で茶碗を持てない体になった。
2年前の9月自宅で転倒・・左足の大腿骨を
骨折した。深夜1時、いつものように目が覚
め、寝室の隣にあるトイレに行く途中だった。
転倒時は自由がきく右手で杖をついていた。
トイレの前で右手を杖から離し、廊下の手す
りをつかもうとして転倒した。
今も、小用のため夜中に2回は目が覚める。
寝室には簡易トイレがあるが、本物のトイレ
でないと出るものも出ず、用を足す気になら
ない。
排尿のため、夜中に1回以上起きる症状を
夜間ひん尿という。2回以上は日常生活に
影響する。60代の男性の74%、80代
では93%が、夜中に起きてトイレに行く。
夜間ひん尿の原因には・・
① 心不全、慢性腎臓病による「夜間多尿」
② 前立腺肥大症による「膀胱蓄尿障害」
③不眠症や無呼吸症候群による「睡眠障害」
などがある。
夜間排尿回数が2回以上の人は、転倒による
骨折れのリスクが2倍以上になるという・・
注意しなければならない。