■大腰筋、筋トレ・スクワット
筋トレの目安は、大腰筋を鍛えるスクワットを
週に3回以上、1セット15回を3セット行うといい。
① 足を肩巾に開き、「前ならえ」の姿勢で立つ
② 息を吸いながら、しゃがみ込むように
お尻を腰掛ける位置まで下ろす
③ 息を吐いて、立ち上がる
高齢者は、椅子の背もたれに両手を置き、体を
支えた状態で、しゃがむ、立つ、のスクワットを行う。
高齢者も地道にスクワットを続ければ、確実に
筋力が上がります。
2178 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「筋トレとウオーキングで転倒防止」
小さな段差でつまずいて転倒・・その時の骨折れがきっ
かけで寝たきりになり、認知症が進んでしまう高齢者。
転倒を防止し、元気に歩いて、健やかな老後を過ごすに
は、筋トレとウオーキングを毎日続けるのがいい・・
筋肉量は20代がピーク・・意識して筋トレをしない限り、
40代以降年1%ずつ筋肉量が減少していき、
70代には半分になってしまう。
上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉、大腰筋の筋肉が
減少すると、歩行時に足が高く上がらなくなる。
歩巾が狭くなり、ちょこちょこしたすり足の歩き方になり
、わずかな段差でもつまずき、転んでしまう。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。
それに、有酸素運動のウオーキングが加わることで、
脂肪の燃焼効果が高まり、中性脂肪、血圧、血糖を
改善し、動脈硬化の予防、更に骨粗鬆症の予防にも
なる。
ウオーキングだけでは筋肉の増大は望めない。
”筋トレ”と組み合わせることによって、大きな効果が
得られるのです。
そのために、ウオーキングを日々の生活習慣として定着
させます。
目標としては一日30分/8000歩歩くのが望ましい。
雨天や猛暑日にはムリをせず、別の日に多めに歩き、
1週間単位、あるいは1ケ月単位で、目指す目標を
達成するようにする・・
思い立ったらすぐに始める。日々の生活習慣に定着
するまでやり続ける・・
日経新聞「カラダづくり」