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AI で業務の効率化を急ぐ日本の主要企業

2168 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「AI で業務の効率化を急ぐ日本の主要企業」

日本の大手企業は、AI を使った業務の効率化を急いで
いる。主要企業の7割が労働時間の削減を計画していて、
最大4割超の時短を見込む企業もある。

NECは、資料を作成する時間がこれまでの半分の15分
になり、1時間以上かかっていたオンライン会議の議事録
作成作業も、わずか10分程度に短縮できた。

世界最大級のガラスメーカーAGCも、ソフトウエア作成
の時間が6分の1になった。管理部門では、データー分析
のソフト作成に必要だった時間は、3日から半日になった。

AI の活用を考えていない大手企業はわずか1社のみで、
人手不足が深刻化するなか、AI 導入が企業の競争力を
左右する・・中小企業も早急なAI 導入を迫られる。

AI 導入で「労働時間と人員の削減」「生産性の向上に
よる売上增
」「販管費や人件費削減」などを計画する。
業務をAI で効率化し、社員の働く時間を製品開発や
新規事業など、より付加価値の高い分野に回していく。

日本企業はデジタル化が遅れ、海外に比べ生産性は
38カ国中27位と低く、AI の活用が進まないと、
国際競争力は更に低下していくだろう・・

今後の課題は、7割の企業が社内の機密情報が、外部に
漏れることへの懸念を示している。また、AI で作成する
文章の内容にしばしば事実誤認があり、不適切な情報を
用いれば企業の信頼性を損ない、倫理的責任を問われる
ことになる。


                                                                     日本経済新聞

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