2162 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「AI 時代に経営者が取り組む課題」
本格的AI 時代を迎え、私たち経営者、従業員は
どのように対応していけばいのか・・
まず、進化するAI 技術に適応するためには、
経営者自らスキルをアップデートする教育訓練を受け、
AI 技術への理解を深め、社会の急激な変化に対応できる
体質に改善していきます。
次いで経営者は、柔軟な発想力で自社の業務プロセスを
見直し、AI の活用法を考えます。
そのために経営者は、従業員とのコミュニケーションを
重視し、意見やアイデアを積極的に取り入れながら、
変革を進めていきます。
経産省は8月から指針を改定し、企業の人材育成の指針
に生成AI を加えると発表・・企業の社内研修や社会人
学習のカラキュラムに加えることにした。
「AI の成り立ちや基盤技術」「対話型生成AI の活用法」
「ビジネスへの活用事例」などを学び、最新のAI の技術
動向を学んでいく。
今後、経営者や従業員の必須科目になりそ うです。
”住友生命”はこの7月から、資料作成や日常業務の
生産性の向上、顧客サービスの向上・改善を目的とした、
生成AI 「チャットシステム」の運用を開始した。
今後、顧客の健康・運動データーとチャットシステムを
組み合わせたアドバイス機能を、顧客サービスアプリで
実用化していく計画。
歩数などの運動データーと健康状況のデーターに応じて、
「顧客ごとに最適な運動メニューを提案するアプリ」の
実装を目指す。
まずは本社約1万人の従業員に、企画書の作成や文章の
添削などで、日常業務の生産性向上を図っていく。
機密情報の入力、著作権の運用管理などのガイドラインも
合わせて作成する。
日経新聞