■血液の検査を受けに沖縄へ
10年くらい前、大阪の友人に誘われて那覇市の
著名な血液内科の先生に、血液の健康状態を
診てもらった。
「血液」がドロドロになっていないか?
「血管」に炎症や動脈硬化が現れていないか?
「血流」が血の塊などで詰まりやすくなっていないか?
血流がTV画面に映し出され、小さな血瘤が漂って
いるのが目に入った。高齢化で動脈硬化が進むと、
何かの 拍子にこの漂っている血の塊が詰まって、
脳梗塞や心筋梗塞になると教えられた。
2150 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「熱中症?それとも血栓症?」
熱中症と夏の脳梗塞・血栓症は似ている。
血栓症とは、血管内に浮遊する血の塊が血管に詰まり、
酸素や栄養が送られなくなる症状で、血栓のできる場所
によって、脳梗塞や心筋梗塞などを発症する。
冬に多い病と思われがちだが、発症数は夏の方が多い
ので、その前兆を見逃さないことです。
というのも、めまいや頭痛、吐き気、冷や汗、倦怠感など
の血栓症の初期症状が、熱中症と酷似しているため、
勝手に熱中症と思い込んで、対応が遅れ手遅れになる恐れ
があるからです。
夏の血栓症の主な原因は、熱中症と同じく脱水で水分補給
を怠ると、血管内の水分が失われてドロドロになり、血管
が詰まる原因になります。
真夏のゴルフ・・前半のハーフを終了し、昼食前に飲む
ビールはたまらない!・・これも水分不足の原因になる。
動脈瘤発症の原因になるので、飲まないようにしたい。
発症者の多くは高齢だが、30歳半ば頃から発症リスク
が
高まってくる。動脈硬化は若いうちから時間をかけて
進行してくる。
日頃の生活習慣・・バランスの良い運動・栄養・休養を
とる。酒は適量にとどめ、禁煙する・・