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一切の失敗を許さない社会に・・

 

■岸田翔太郎氏「首相官邸で悪ノリ」

岸田首相の長男が公邸で”忘年会”の問題行動・・
マスコミ各社は、長時間の特集を組み詳細に報道。
国会では野党が「厳重注意だけでは甘過ぎる」と
総理の対応を厳しく批判し、責任を追求した。

首相秘書官を務める長男の翔太郎氏。
この日岸田家の親戚が集まり忘年会を開いていた。
現在、岸田首相は公邸で翔太郎氏と二人で暮らしている。
参加者は親戚の家に遊びに来たノリだったのでしょ う。
 
世論は内閣支持率5㌽低下の47%へ
・・24日週刊誌が
報じてから5日後、首相秘書官・長男の更迭を伝えた。 


2129 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「一切の失敗を許さない社会に・・」

以下は、OAK・TREE月刊誌からの抜粋です。

近頃の社会が、だんだん生きづらいものになっているよう
な気がしてならない。
その原因を考えると「
一切の失敗を許さないという
世間の厳しい目」がそこにあるのではないでしょうか・・

今をときめく活躍をしている人に対して、小さな問題を
わざと大げさに取り上げて、何が何でも足を引っ張ろうと
する傾向が、顕著になってきている気がしてならないので
す。
例えば、東京オリンピック開会式のプロジューサーをやっ
ていた人が、昔いじめをやっていたのでは?ということで
何十年も前のことを取り上げられて、降板させられたこと
があります。
我が故郷、石川県小松市出身の政治家・森喜朗/組織委員
会会長にしても、「女性が加わった会議は時間がかかる」
という発言をしただけで、女性蔑視であるとの非難大合唱
が沸き起こり、辞任せざるを得なくなりました。

私の会社は90%が女性です。
確かに、毎回の幹部会は時間がかかっている・・
だから、森氏の発言は納得できるし、理解できるのです。

人は誰もが欠点を抱えている。欠点が無く失敗の経験の
ない人など皆無でしょう。
なのに、ずいぶん昔のことを引っ張り出してきたり、問題
にもならない小さなことを、大げさに取り上げたりすれば 、
無事でいられる人はいないでしょう。

果たしてそんな社会が、多くの人が望む社会の姿なので
しょうか?

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