2128 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「毎日入浴することの健康への効果」
我が家の風呂は24時間風呂である・・
毎朝起きて直ぐ、お風呂に入るのが習慣になっている。
入浴は体を清潔にするだけでなく、健康にも良く、
病気になりにくい体になることが立証されている。
65歳以上の高齢者1万4千人を、3年間追跡した大学の
研究によると、週2回以下しか入浴しない人たちに比べ、
毎日入浴する人は、要介護になるリスクが30%も低く
なる。
40~50代3万人を対象にした調査でも、毎日入浴する
と、脳卒中や心筋梗塞になりにくいことが分かった。
入浴の効果の一番は「温熱作用」・・血管が拡張して
血流が良くなり、疲労物質の代謝を促し疲れが取れる。
心臓の負担が減り、血圧が下がる。
神経の過敏性が和らぎ、慢性的な痛みも軽くなる。
副交感神経を刺激してリラックスする。体温が上がると
免疫細胞の活動が活発になり、免疫力が高まる。
肩までお湯につかると、浮力によって体重が軽くなり、
骨や筋肉への負担が軽くなる。水圧で足元に溜まった血液
が押し戻され、むくみが取れる・・良いことだらけである。
最も良い入浴法は、40度のお湯に10分間入ることです。
42度以上になると交感神経を刺激するので、リラックス
できません。体温より低い37度以下になると、温熱効果
が得られなくなる。
入浴時間が長いと、のぼせて熱中症の危険が・・
半身浴の場合は、2倍の20分が目安になります。