■金沢港・春の外国大型クルーズ船入港
4/15 ダイヤモンド・プリンセス(米) 2706人
6:30~18:00
4/16 ウェステルダム(米) 1964人
8:00~20:00
4/25 クイーン・エリザベス(英) 2081人
6:30~18:00
5/11 MSCベリッシマ(スイス) 4418人
7:30~16:00
2114 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「金沢港に外国船続々」
2020年6月、金沢市の海の玄関口金沢港に、金沢
クルーズターミナルが華々しくオープンし、寄港した大型
船の出入国に必要な手続きが、迅速にできる体制が整った。
ところが、その年2月からの新型コロナの影響で、開店休
業状態に陥った。今月3月10日、3年半ぶりにようやく
最初の国際クルーズ船アマデア(独)が入港してきた。
クルーズ船の寄港数は、17~19年は毎年50本以上
あった。3年間開店休業状態に陥ったが、今年は国内外
40本の寄港が予定されている。3~6月の4ケ月間では
23隻(外国船は20隻)寄港する。
大型船が入港する日は、駐車場は兼六園や県内の
観光地へ出かける十数台の大型バスが、ずらりと並ぶ。
外国の観光客が金沢港寄港時に消費する金額は、
一人当たり約3万5千円。国内日帰り旅行者の2倍に
相当し、地元の期待は大きく膨らむ。
2015年に北陸新幹線が開通し、金沢を訪れる関東から
の観光客に加え、海からの観光客も増えて、県内の観光地
は外国人で溢れるようになった。
金沢港はJR金沢駅から車で15分と近いので、クルーズ
と新幹線を組み合わせた企画が、今後の新たな需要として
期待されるのです。