2093 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
食と健康 「コロナの重症化を抑えるビタミンD」
昨日、つかの間の☀マークの天気予報を見て、今年始めて
のゴルフに出かけたが、気温8度に風が冷たかった。
ところで近年の調査で、日本人の8割がビタミンD不足だ
という。
ビタミンDは魚に多く含まれるが、皮膚に紫外線が当たる
ことで合成されます。 ビタミンDはカルシウムの吸収を
促進し「骨をつくるビタミン」として知られる。
冬の季節だと、1日に約1時間積極的に日光を浴びる
ことが大切になってくる。また、ガラスは紫外線をあまり
通さないので、窓越しの日光浴は効果が望めません。
ビタミンDがないとカルシウムを吸収できないので、
いくらカルシウムをとっても骨は強くならず、
骨折れや骨粗しょう症のリスクが高まることになる。
ビタミンDは、免疫の暴走を抑え、調整する作用がある。
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症に対する
予防効果も注目されている。
不足すると重症化しやすく、死亡率も高くなる。
それだけでなく乳がん、大腸がんの発症リスクが高まり、
筋力も低下し、うつ病にもなりやすい。
米国で約900人を対象に、12年間追跡調査したところ、
ビタミンDの血中濃度が低いグループは、高いグループに
比べて糖尿病の発症率が5倍と高かった。
ビタミンDが突出して多いのは、サケ、マグロ、イワシ
などの脂が乗った大きな魚に多く含まれる。
魚が嫌いで日光にも当たりたくなければ、サプリメントに
頼るしかない。値段が安く安全性も高いのでお薦めです。