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2023年01月 アーカイブ

2023年01月03日

ことば遊び 「2022年創作四字熟語・入選作」

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします



2089 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
ことば遊び 「2022年創作四字熟語・入選作」

第33回住友生命「創作四字熟語・入選作50」より

・最優秀作
  「 遠客再来 」 (千客万来)
     規制緩和で、外国人観光客が再びやってきた

・優秀作品
  「 変種交代 」 (選手交代)
   デルタからオミクロン株へ・・第7派が来襲した
  「 帰省歓輪 」 (規制緩和)
    コロナ禍の帰省が緩和され、久々に歓談の輪
  
急円超下 」 (急転直下)
     
円安が急速に進んだ

   「 高値の球 」 (高嶺の花)
      物価高。特に玉ねぎが値上がりした
   「 暑行無常 」 (諸行無常)
      今年の夏、異常なまでに暑かった
   「 鳥露曲折 」 (紆余曲折)
     
ウクライナとロシアの戦争いつまで続くやら

   「 逆転牛勝 」 (逆転優勝)
      バファローズ、パ・リーグ逆転優勝
  
鎌倉爆風 」 (鎌倉幕府)
     
放映のたびSNS一位になった「鎌倉殿の13人」  
    
  
紅旗奥来 」 (好機到来)
      夏の全国高校野球で仙台育英が優勝

◆2021年最優秀作品 「 七菌八起 」(七転八起)
◆2020年最優秀作品 「 医師奮診 」(獅子奮迅)

◆韓国ドラマが大ブームになった年
   
様様様様(ヨン様)」
◆東日本大震災の年
   
天地震迷 」(天地神明)      「 願晴東北

2023年01月07日

判断と決断/決断が人生に幸せをもたらす


2090【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生
「判断と決断/決断が人生に幸せをもたらす」

早稲田大学や日本代表ラグビーチームを率いた名監督
大西鐡之祐氏は、自著で「判断と決断の違い」について
語っている。 
『 いろいろなデーターをもとに答えを出すのが判断。 
  エイヤッ直感で下すのが決断 』だという。

私は卒業後大手電機メーカーに就職した。
白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器の時代で、

飛ぶように売れ、給与も社内環境も良好で、楽しい職場
だった。
3年勤めて仕事も覚え、マンネリ化し始めた頃、
エイヤッと退職・・さらなる可能性を求め、38豪雪で
復旧直後の2月末に上京・・大手
商社に再就職した。

ところが、学生の時患い、完治したと思っていた肺結核が
再発していた。入社前日の3月末、結核患者隔離病棟に
入れられた。・・それから闘病入院生活3年目。
アメリカで開発された
新薬が効いて・・
みるみる回復へ。

医師から「今度再発したら治らない」と言われたが、
晴れて退院。退院後約5年間の療養生活に入る・・
ただ
ぶらぶらしていては駄目だ・・社会に出遅れた分を
取り戻そうと、金沢片町の繁華街にハンドク、アクセサリ
ーなど、女性小物を売る店を開いた。

当時は小売業全盛時代・・売れに売れ、毎週末東京・
大阪へ仕入れに走った。6年経った頃大手量販店が商店街
に進出してきた・・売上に陰りが出始めた。
小売業の専門店化が叫ばれ、大量仕入れ・大量販売の時代
へ。
エイヤッと、繁盛してリニューアルしたばかりの店を畳み
更に大きな仕事がしたいと、後に業界日本一になる創立
間もない住宅会社に就職。
小さなお店を守って安住し、人生を終えるのではつまらな
い・・今のままでは、世間知らずの器の小さな人間に終わ
ってしまう・・それが嫌だった。

就職した昭和44年は、郊外に住宅団地が出来始めた頃。
戦後のベビーブーム世代が家を建て、マイカーが普及し
始める、右肩上がりの時代に入ろうとしていた。

10年間北陸各県の所長を勤めて、昭和54年38歳の春
約50億の宅地開発事業の陣頭指揮をしている最中に
エイヤッと脱サラ・・
日本で最初に自然派化粧品を開発した、創立1年目の
化粧
品メーカーに人生を託し、北陸地区の販社へと転身した。

男性中心の建設会社から、女性を戦力に女性をターゲット
にした化粧品卸売業への転身・・念願の独立を果たしたの
です。
周りからは、男性中心の職場から女性中心の事業への
180度転身と危惧され、妻や兄弟からは脱サラを猛反対
された。
時代の流れ・変化をいち早くキャッチし、追い風が吹き
始めた未知の世界へ・・人生の夢を託しての決断でした。

元ソニーの社長大賀典夫氏・・
鼻がきかないやつは、何をやらせてもだめなんだよな・・
   そもそも、面白そうな新しいことにはデーターも成功例
   もない。
   私は誰もやっていなくて空いている領域を選んでビジネ
   スをしてきた。過去の実績のようなデーターはないから
   始めるときに賛同は得にくい・・決断するしかない
 

いくら鼻がきいて勘が働いても、決断しなければ新しい
ことには取り組めない・・ビジネスチャンスを逃してしま
うのです。
一方、判断や決断を誤れば、二度と立ち直れなくなって
しまう。加えて”を呼び込む強い志”がなければ、成功
は望めない。”前髪をつかむ”一瞬のチャンスを逃さない
ことです。
一度しかない人生・・やり直しが利かないのです。

2023年01月11日

マグロ初競り/史上最高の3604万円

2091 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「マグロ初競り/史上最高の3604万円」

新春恒例の初競りが豊洲市場で開かれ、4日に水揚げ
された212キロのクロマグロが、3.604万円の史上
最高値で競り落とされた。

1キロ当たり120万円・・何と、1貫約2万4千円になる。
東京を中心にチェーン店を展開する「すしざんまい」が、
住宅が買えるほどの、ご祝儀相場を遥かに超える高値で
落札した。
さくらんぼの高級品種「佐藤錦」も500㌘130万円と、
過去最高の高値を付けている。

石川県の高級ぶどう「ルビーロマン」も、昨年の初競りで
過去最高値の1房150万円で落札・・1粒あたり5万5
千円と、豊洲落札マグロの2倍・・宝石を口に入れるよう
だ。
初物を食べると寿命が75日延びるとされ、昔から珍重
されてきた。 江戸時代の俳人山口素堂の句
「目に青葉
山ほととぎす初鰹」は、初夏の初鰹が初物の
代表格だ。
鮭、松茸、ナスと合わせて「初物四天王」と呼ばれる。
当然、価格もぐんと跳ね上がる。物価の高騰を恐れた
幕府は、再三禁止令を出して販売時期を規制している。

さて、2月には7千品目を超える消費者物価が、一斉に
値上げされる。懐の厳しい庶民には、口にできる代物では
ないが、心が踊る。


                                                             日経新聞「春秋」より

2023年01月14日

コロナ下・忍び寄る耐性菌

2092 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
食と健康 「コロナ下・忍び寄る耐性菌」

傷口から耐性菌が侵入して足を切断・・
普段は腸内や口の中などにいて無害だが、ケガや体力の
低下などで病気を引き起こすのが「細菌感染」です。
このほか、コレラや破傷風などの感染症は、外部から細菌
が体内に入り込んで発症する。

昨年の暮歯を治療した時、4日分の抗生物質を渡された。
その時歯科医は「全部飲みほすように・・途中で飲むのを
止めないでほしい」 と念を押した。

説明書には「細菌の細胞壁合成を阻害することにより
増殖を阻害し抗菌作用を示します。感染症の治療の
お薬です」 とあった。
中途半端に飲むのを止めると、耐性菌が生まれる恐れが
あるのてせす・・
新型コロナウイルスの大流行は、人類に感染症の恐ろしさ
を突きつけた。その裏で静かに広がるもう一つの感染症、
抗菌薬が効かない耐性菌の広がりです。

何も対策を講じなければ、30年後には耐性菌で1千万人
が死亡し、ガンによる死亡者数を上回る・・と予測する。
ワクチンも治療薬も効かない丸腰状態になる恐れがある
のです。
2020年米国の院内感染で、耐性菌が原因で2万4千人
死亡している。2020年、未知のウイルスだった新型
コロナの流行初期、患者を助けようと過剰に抗菌薬を投与
したことで、耐性菌が急激に広まり、脅威が増したという。

日本では19年、耐性ブドウ球菌、又は耐性大腸菌が
血中に入ったことが原因で、約8千人が死亡している。

世界では、19年に204カ国で耐性菌により約127万
人死亡・・エイズやマラリアによる死者数の2倍に達し、
耐性菌は重大な世界の健康問題になろうとしている。


                                                   
                                                          日経新聞

2023年01月18日

コロナの重症化を抑えるビタミンD

2093 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
食と健康 「コロナの重症化を抑えるビタミンD」

昨日、つかの間の☀マークの天気予報を見て、今年始めて
のゴルフに出かけたが、気温8度に風が冷たかった。

ところで近年の調査で、日本人の8割がビタミンD不足だ
という。
ビタミンDは魚に多く含まれるが、皮膚に紫外線が当たる
ことで合成されます。 ビタミンDはカルシウムの吸収を
促進し「骨をつくるビタミン」として知られる。

冬の季節だと、1日に約1時間積極的に日光を浴びる
ことが大切になってくる。また、ガラスは紫外線をあまり
通さないので、窓越しの日光浴は効果が望めません。 

     DHC_kiji_5_PC_2021.6.11_2

ビタミンDがないとカルシウムを吸収できないので、
いくらカルシウムをとっても骨は強くならず、
骨折れや骨粗しょう症のリスクが高まることになる。

ビタミンDは、免疫の暴走を抑え、調整する作用がある。
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症に対する
予防効果も注目されている。

不足すると重症化しやすく、死亡率も高くなる。
それだけでなく乳がん、大腸がんの発症リスクが高まり、
筋力も低下し、うつ病にもなりやすい。

     article05-figure01

米国で約900人を対象に、12年間追跡調査したところ、
ビタミンDの血中濃度が低いグループは、高いグループに

比べて糖尿病の発症率が5倍と高かった。

ビタミンDが突出して多いのは、サケ、マグロ、イワシ
などの脂が乗った大きな魚に多く含まれる。
魚が嫌いで日光にも当たりたくなければ、サプリメントに
頼るしかない。値段が安く安全性も高いのでお薦めです。

2023年01月22日

女(男)の言い分 「老々介護の覚悟はあるか?」

2094 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
女(男)の言い分 「老々介護の覚悟はあるか?」

お正月に見たテレビで・・日本では夫婦が寝室を別にする
家庭が増えているが、諸外国の家庭ではどうか?と訊ねた
ら、80%が「夫婦がベッドを別にするなんて考えられな
い」と答えていた

日本では寝室を別にする「別居状態」の夫婦が増加して
いる。そうした夫婦関係を、どう受け止めれば良いのか?
人生100年時代・・夫婦が向き合う年月がこれまでになく
長くなっている。
元気なうちはお互い一緒に居る時間は短いが、70歳を
過ぎる頃から一日中顔を合わせるようになる。

過去の問題を整理せずにいると、苦しい思いをすることに
なる・・
既に別居状態で、夫婦が顔を合わせずに生活が成り立って
いるのであれば、その関係を維持していけば良いと思う。
互いに自由気ままに暮らせるならば、ストレスもたまらず、
夫婦喧嘩をすることもないでしょう。

しかし、婚姻関係を続けるのであれば、配偶者を介護する
責任があります。
「連れ合いの介護ができるのか?」
「相手に自分の介護を任せられるのか?」
夫婦互いに、今のうちに現実問題として考えておかなけれ
ばならない問題です。

夫婦関係に長年妻が不満を持っていても、夫は全く気づい
ていてないことが多い・・放置せずに話し合いをして、問題を解決
しておかなければならないのです。
解決できずにストレスになるようなら、別々の暮らしを
選択する方が、お互いのために良いでしょう。

2023年01月25日

マスクが外せない同調社会の日本人

2095 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
日本人のアイデンティティ
「マスクが外せない同調社会の日本人」

新型コロナウイルス感染症の発生から3年経過した。
日本では1月時点で、3千万人以上が感染し、
約6万人が亡くなっている・・致死率はおよそ1.1%

一般的に致死率が%以上なら怖い病気、0.1%以下
なら怖くない病気になる
。22年1月のオミクロン株登場
以降の致死率は0.14%程度で「怖くない」感染症に
なりかけている。

ところが年齢別致死率では、80歳以上では1.7%、
60歳以上が0.2%、60歳未満は%と、80歳以上
は怖い病気で、若い世代は全く怖くない病気になる。
高齢者を守るだけのために、国民全てに感染制限をかける
のは現実的でない。

政府が定めたマスク着用のルールは、屋外は「原則不要」
で、屋内は「人と2㍍以上離れ会話をしない場合を除いて
着用を促す」としている。

私は日々公園内をウオーキングする時、息苦しさもあり、
マスクを着用しない。けれど、マスク無しですれ違う人は
皆無!欧米からの観光客は、仕方なしにマスクを付けて
いるようだ。
海外では、多くの国で着用義務が解除され、カタールで開催
されたワールドカツプでも、観戦者はほぼノーマスクでした。
日本では、感染者が減少し熱中症が懸念.された昨年の夏
でも、着用率.は100%。

いったい何故、日本人はマスクを外そうとしないのか?
周囲の無言の目が気になる日本人。加えて、商業施設や
飲食店の入口で「マスク着用」を強要する生真面目さ・・

屋外は「原則不要」だというのに、マスクを外そうとしな
い日本人・・すれ違いざま、マスクを着用したまま1人で
車を運転する人を見かけるが・・なんで必要なの?

2023年01月28日

冬場の運動不足解消へ

2096 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「冬場の運動不足解消へ」

この冬最強の寒波の影響で、湯沸かし器が凍結。
浴室のお湯が出なくなり、シャワーが使えなくなった。
雪交じりの寒い日が続くと、外出するのがおっくうになる。
テレビの前に座っている時間も、
長くなってくる。

1日の半分以上を、茶の間に座りゴロゴロしていると、
4時間未満の人に比べ、なんと40%も死亡リスクが
高まるという。座ってテレビを1時間見るごとに、平均
寿命が20分短くなるという報告もある。

座ってばかりいると心血管疾患や癌、糖尿病になりやすく
死亡リスクも高くなる。認知症の症状の13%は、家に閉
じこもって、座ってばかりの生活習慣が原因とされる。

また、座っている時間が長いと、記憶に関わる脳の働きが
弱くなる。逆に運動をして、座っている時間を減らせば
認知症になるリスクが下がることになる。

運動することで生活習慣病のみならず、癌や認知症まで、
誰もがかかりたくない病気、すべての予防になるのです。

雪交じりの寒い日が続く毎日。凍結による転倒が怖くて
外出を控えていると、運動不足になる。
加えてお正月は「食べて
寝る」の繰り返し、「テレビの
見過ぎ」による睡眠不足・・
これでは正月太りになってし
まう。
食事の量を減らすダイエットもいいが、生活の中に適度な
運動を加え、理想的な体重と健康を維持するようにしたい。

       IMG_3956 
            
そこで強調したいのが、『冬こそ痩せるチャンス』なのだ
ということ! 気温が低いと身体は体温を維持しようと、
より多くのエネルギーを必要とする。
基礎代謝が高まり 、脂肪が燃焼しやすくなるのです。


                                                                     医師・川嶋 朗

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