2085 【 吉村外喜雄のなんだかんだ 】
食と健康 「日頃の運動習慣が、老化を予防する」
日本人の死因第一位は「ガン」2位が心疾患、3位が老衰
です。老衰のスピードには遺伝的要因と後天的要因があり
この比率は1:3と言われている。
運動や食事などの生活習慣が大きく関わってくるのです。
2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると言わ
れている。認知症では脳内に異常なタンパク質がたまる
現象があり、血管が元気だと体外に排出されます。
そこで、血管の老化を予防することが大切になってきます。
強くしなやかな血管をつくるには、減塩を心がけるほか、
カリウムやタンパク質、DHA、EPAを積極的に摂取
することです。適度な運動習慣も欠かせません。
老化を抑える運動握力は寿命の指標になり、握力が
5㌔低下するごとに、脳卒中や心筋梗塞の危険度が9%
高くなる・・「グーパー運動」や「雑巾絞り」で握力を鍛え
ます。
開眼片足立ちを行い、高齢者の健常度をチェックします。
目を開けて、リラックスして両手を下ろし、片足立ちで
何秒立てるかを測ります。
平均では「健常者は約50秒」「軽い認知者は約40秒」
認知症になると20秒未満です。特に10秒立てない人は
要注意です。
高齢者のトレーニングとして、歯磨きする間の1分間片足
立ちを続けるのがお薦めです。
食生活では、野菜から食べ始め、次に肉や魚のタンパク質
、最後にご飯・炭水化物にします。すると動脈硬化や糖尿
病、皮膚の老化、骨粗鬆症、認知症などになる、体に害を
及ぼす物質がたまらず、老化を抑制できるのです。
適度な運動、十分な睡眠、更に禁煙・・
いずれも老化を遅らせるには欠かせない生活習慣です。