■「特殊詐欺」石川県の現況
手口の1位は、税金や医療費などが戻ると騙す
「還付金詐欺」・・昨年21件から32件に増加。
「架空請求詐欺」は前年14件からから19件に。
「オレオレ詐欺」は6件と横ばい。
石川県の特殊詐欺はこの十年、ピークだった
2015年の150件から、21年は30件まで減少
した。だが今年は9月末までに62件と、前年の
3倍ペースで推移し、被害総額は1億6千万円
に上がっている。
読売新聞
2066 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「そのメールにだまされないで!」
実在の企業をかたって偽サイトに誘導し、個人情報を
盗み取る「フィッシング詐欺」被害が急増している。
『不正利用監視システムを導入するので、24時間
以内にカードのご利用確認にご協力をお願いします』
今年5月、大阪府の主婦(30)にクレジットカード会社を
名乗るメールが届いた。
「不正送金被害にご注意ください」の文言もあり、主婦は
正規の案内と思い込み、指定された偽サイトにカード情報
を入力してしまった。
翌日、正規のカード会社から「18万円の不審な請求が
あり、決済を止めました」と知らされ、被害を免れた。
主婦は「全く違和感のないメールで、信じてしまった」
と憤る。
フイッシング詐欺は、実在の企業や組織をかたった
何者かが、メールやSMSを送りつけて偽サイトに誘導し
、クレジットカードの番号やパスワード、暗証番号などを
盗み取る。
番号を盗まれたカードの被害額は2020年は224億円
、21年は312億円に上った。調査を始めた2013年の
被害数は3800件だったが、20年は22万4700件
、21年は52万6500件に急増。
高齢者だけでなく、ネット環境に慣れている10~30代
の被害も増えている。近年は金融機関や大手クレジット
カード会社を名乗るパターンが増加。 国税庁を名乗り
「税金の未払いがある」などと、偽サイトに誘導する。
コロナ禍で、ネット通販などのオンライン決済の利用が
増えていることが原因の一つ。一定数の騙される人がいる
限り、数打ちゃ当たるの発想で大量のメールを送りつける。
メールで個人情報を求めてきたら・・それは詐欺です!!
読売新聞