■ブタクサ
ブタクサは、セイタカアワダチソウと似ていて、
秋の花粉症の代表的原因植物です。
2064 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「要注意外来植物・セイタカアワダチ草」
10年くらい前から道路沿いの至る所に、黄色い花を穂状
につけて群生する雑草が、やたら目に入るようになった・・
高さ約2㍍に成長した、要注意外来生物セイタカアワダチ
草です。
春から夏にかけて河原や空き地、道路沿いなどに群生する。
北アメリカ原産の多年草で、非常に生命力が強く、
種子と地下茎の両方から、在来植物の生長を妨げる物質を
分泌し、繁殖する特性がある。
繁殖する場所の多くは、秋になるとススキが群生し、
美しく穂がたれていた。
年を追うごとにセイタカアワダチ草がススキを押しのけて
目立つようになり、何年もしないうちに外来種のセイタカ
アワダチ草だけが生い茂るようになる・・
2018年の若宮大橋河川敷は、ススキの穂に満ちている
3年後の2021年の河川敷のススキは消滅寸前!
ドクダミのように、主に地下茎で繁殖する厄介な植物なの
で、駆除するには根から抜き取らなければならない。
黄色い花が咲く10月頃に、タンポポのような綿毛の付い
た種を飛ばす。
花が咲いても、種が飛ぶ前に刈り取れば、種の飛散を防ぐ
ことができる。が、根を取り除かない限り翌年また旺盛に
生えてくる。
成長を始めた春先、他の植物の成長を阻害する前の、
芽生えの時期に駆除してしまわなければならない。