2060 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生「取りやすくなる男性の育休」
少しずつだが、育児休職を取得する男子社員が増えて
きている。「取得してもいいんだ」という意識が広まり、
職場の理解が得られるようになったのです。
今年4月「改正育児・介護休業法」が施行され、
国が男性の育児参加促進に本気で関わり始めた。
育休の取得は、子どもが1歳になるまで認められる。
会社は、子どもが生まれる社員に”個別”に育休制度を
説明し、取得するかどうかの確認をしなければならなくな
った。
10月からは「分割取得制度」も加わる。
現状では、子どもの誕生から3か月間を育休に充てると
それで終わりでした・・10月からは子どもが1歳になる
までの間に、2回取得できるようになった。
またこれとは別に男性版「出生時育児休業制度」が始まり
、生後8週間(2ヶ月)以内に、2回に分けて計4週間
休めるようになる。
組み合わせると、男性は時期をずらしながら”最大で4回”
育休が取れるようになる。
更に来年4月からは、社員1001人以上の会社は年1回
「男性育休取得率の公表」が義務付けられることになった。
少子高齢化が進む日本で、労働人口の減少は深刻です。
育休制度によって男性の育児参加を促し、出産した女性の
育児負担を減らし、就業しやすい環境を整え、女性の活躍
の場を広げていくことを目的に、新育休制度がスタート
したのです。