総務省は8月9日、日本人の総人口を発表した。
前年比減少が60万人を超え1億2322万人に・・
55万人の鳥取県より多い人口が、昨年1年間で
減少したことになる。
・新潟県 217万1765人 (ー1.10)
・富山県 101万9359人 (ー0.90)
・石川県 111万 67人 (ー0.64)
・福井県 75万2255人 (ー0.87)
・東京 1、327万7052人(ー0.15)
2058 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「警告・・日本民族が消滅する」
『 1年間に日本の人口が62万人減った・・
死亡率が出生率を上回る状態が続くなら、
日本はいずれ消滅するだろう 』
先週、アメリカ・シリコンバレーの新聞の記事です。
日本消滅の記事が、ランキング1位になったのです。
昨年の出生者数は81万2036人で、6年連続過去最小
を更新。1人の女性が生涯を通じて生む子供数の出生率は
2020年は1.33でした。
出生率が1.3を下回る状態を「超少子化」と呼ぶ。
2003~05年の3年間、日本は超少子化状態だった。
04年の出生率1.29が今後も続いていくと過程すると
日本の総人口は、200年後には今の10分の1の1千万
人を切ってしまう。
2340年に100万人を、2490年には10万人を切り、
絶滅危惧民族に・・3300年日本人は絶滅、無人の国に
なってしまうのです。
その後出生率は回復に転じ、12~18年は1.4台を保
った。だがコロナ禍以降は再び低下へ・・
コロナ禍が若者から出会いの機会を奪い、婚姻数・妊娠数・
出生数が軒並み減少した。
主因は「若い世代の出生意欲の減退」がある。
それ以前は生みたいけれど、「子育て環境が十分に整って
いない」などの理由で、出産をためらう若い夫婦の存在が
あった。
待機児童を減らそうと保育園を増やしたり、父親に育児
休暇を奨励したり・・それまで政府が推し進めてきた少子
化対策の効きが、鈍ってきたことを意味する。
その要因の一つに、若い世代の収入環境の悪化がある。
現在40代後半の大卒男性の平均年収は、10年前の
同年代より約150万円少なくなっている。
更に、若い世代の年収はもっと低くなる。
結婚相手を選ぶ条件として「経済力」をあげる割合は、
1992年の27%から、2015年には42%に上昇。
男女を問わず若者が結婚をためらい、子供を持つことへの
一種の諦め感が広がろうとしているのです。
日本経済新聞「核心」より