2047 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「EV車を購入する時の補助金の額は?」
二酸化炭素削減が急がれる中、日本のEV車普及は
これから。経産省は2035年までに、ハイブリッド車と
電動車で新車販売を100%にする目標を掲げている。
そこで気になるのが、EV車の販売価格が高額なこと。
経産省は今春、今まで最大40万円だった購入補助金を
条件付きで85万円に・・軽自動車のEVも最大20万円
から55万円に拡大された。
気にかかる充電設備・・一般家庭のコンセントを利用する
場合、工事費は約10万円。充電コードと一体型の壁掛け
タイプは20万円以上・・現在、個人住宅向けの国の補助
制度はない。
電力会社の夜間割引プランを利用し、料金が安くなる夜間
に充電するとよい。
EV車に蓄電した電力を家庭で利用する場合の「V2H
充放電」は高額だが、設備費の2/1、上限75万円まで
補助が受けられる。
自宅の電力供給源としてEVに蓄電しておくと、災害時の
備えになり、2~4日間電力をまかなうことができる。
税制面では、排出ガス性能や燃費性能に応じて自動車税が
約75%削減されるが、当然EV車も対象となる。
エコカー減税・・環境対応車の性能に応じて自動車重量税
を軽減。
自動車取得税を廃止して環境性能割を導入・・
税率は燃費性能に応じて決まる。
次に気になるのが、ガソリン代と電気代・・どちらがお得
か?・・どの車種を選ぶかで大きな差があり、回答は困難。