2029 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「あたりまえだから」
ロシア軍のウクライナ侵攻から3ケ月が過ぎた。
ウクライナから周辺国へ脱出した難民は約660万人。
以下は、32歳の若さで亡くなられた井村和清さんの
「あたりまえ」という詩です。
こんなすばらしいことを
みんなはなぜ喜ばないのでしょう
あたりまえであることを
お父さんがいる、お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたいところへ、自分で歩いてゆける
手を伸ばせばなんでも取れる
音が聞こえて、声がでる
こんな幸せはあるでしょうか
誰もそれに気づかない、誰もそれを喜ばない
あたりまえだと笑って見過ごしている
夜になるとちゃんと眠れ、そしてまた朝がくる
さわやかな空気を胸いっぱいすえる
笑える、泣ける、叫ぶことができる、走りまわれる
みんなあたりまえのこと
こんなすばらしいことを喜ばない
そのありがたさを知っているのは
それを失くした人だけ
なぜでしょう・・あたりまえだから