2021 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生/芳村思風
「完璧を目指すな!不完全なままでいい」
現代日本を代表する哲学者・芳村思風先生が、
自らに問いかける言葉です。
神さま、仏さまは完全で完璧です。人間は不完全だから、
完璧にはなれない。だから、完璧でなくていいのです・・
完璧になろうとしなくていいのです。
完璧な人間などいない。不完全だから成長できるのです。
完璧になったら、人間ではなく、神さまや仏さまになって
しまう。
完璧にはなれないが、完璧を目指して成長し、変化し続け
るのが人間です。成長し続けることが大切なのです・・
「このままでいいのか?」と問い続けることです。
変化し続けるためには”感性”で問い続けることです。
感性は「問う力』に、理性は「答えを出す力」になる。
感性で問い、理性で答えを探す。
答えを求めるのは大切なことです・・
もっと大切なことは、出てきた答えに縛られないことです。
常識に縛られないことです。理性に縛られないことです。
縛られると、自分と違う考え方の人と”対立”してしまう。
違う考え方の人を説き伏せようとする。
相手の考え方・意見の良いところ、自分にはない考え方を
取り入れることで、自分の考え方・意見を成長させること
ができるのです。
真理は一つではない。だから、答えも理念も固定させる
必要はない。固執しないことです・・違う考え方・意見を
受け入れる広い心があれば、対立はなくなるのです。
ロシアのプーチンがウクライナに仕掛けた戦争を見て、
思うのです。