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アイスランドに学べ、男女平等

■日本の女性の雇用環境

石川県は22年春の人事異動で、課長以上の女性管理
職は94人・・管理職全体の12,9%と過去最高になった。

21年度の日本の女性の雇用環境指数が、156カ国中
120位と先進国最下位。賃金格差は22.5%に及ぶ。

日本は韓国と共に低さが際立つ。
児童手当や保育サービスなど公的支援も見劣りする。
GDPも1.6%と低い。日本は、非正規雇用が5割以上
と、女性が能力を発揮する環境が整っていない。



2017 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
女(男)の言い分 「アイスランドに学べ、男女平等」

北欧の島国アイスランドは2008年、リーマンショック
の際、財政が破綻する危機に陥った。なぜ危機を招いたの
か?
「男性中心の経営がコンプライアンスの意識を欠如させた」
政府はこう分析し、女性を積極的に登用する社会へと転換
を図った。
09年に初の女性首相が誕生。企業に女性役員比率を4割
以上にするよう求めた。11年以降10年間に国内総生産
(GDP)の成長率は平均3.5%高まった。

アイスランドは09年、世界の男女平等をランキングに
した指数でトップに躍り出る。以降12年連続でその地位
を維持し、女性の労働参加率も20年は80.7%と高い。

17年に41歳で就任したカトリン首相は、賃金に性別が
出ることを禁止する法律を
定めた。世界で初めて企業に
男女同一賃金を義務付け、違反があれば罰金を科した。

学歴や評価、役割などの項目を入力すれば、A I が適正
賃金や男女差をソフト開発し、各企業は瞬時に”解”を
得られるようになった。

ソフトを開発したマーグレット氏は、「意識だけでは変わ
らず、データーの分析で格差を解消できれば、優秀な
人材が集まる」と強調する。

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