■タンパク質100gあたりの含有量
[ 肉類 ]
・生ハム(24g) ・鶏ささみ(23g) ・牛もも肉(21g)
・豚ロース(19g) ・ウインナー(13g)
[ 魚介類 ]
・イワシ丸干し(33g) ・いくら(33g) ・スルメ(69g)
・魚肉ソーセージ(12g) ・かにかまぼこ(12g)
[ 乳製品 ]
・チーズ(40~20g) ・ヨーグルト/牛乳(4~3g)
[ 大豆食品 ]
・きな粉(35g) ・油揚げ(19g) ・納豆(16g)
・かんもどき(15g) ・豆腐(7g) ・豆乳(4g)
[ 卵 ]
・生卵/ウズラ卵(12g)
2010 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「筋肉形成にタンパク質」
少なくないようです。
肥満を解消しようと減量を決意するが、シニア世代が
間違ったダイエットをすると”筋力”が低下し、転倒骨折
につながったりするので、注意しなければならない。
シニアは若者より筋肉が格段に落ちやすく、また付きにく
い。ダイエットで食事量を減らすと、筋肉のもとになる
タンパク質の摂取量まで減ってしまい、たちまち筋力低下
に陥る。
近年ブームの「糖質制限ダイエット」も、エネルギー源の
炭水化物を減らすため、疲れやすく体力が衰えたりする。
「高齢者は糖尿病や高血圧、膝や腰を患い、医師から
減量を指示されている人以外は、減量することのメリット
はない」と専門医は注意を促す。
タンパク質が筋肉を維持するのに重要な役割をする。
朝食にタンパク質を多く含む食事を摂ることが、筋肉の
増加に大変有効・・と、早稲田大学の研究チーム。
チームは、朝食にタンパク質を多く与えたマウスのグルー
プと、夕食に多く与えたグループに分けて観察した。
結果、朝食のグループが夕食のグループより、足の筋肉の
量が3割増えた。
又、65歳以上の高齢女性60人を対象とした研究でも、
朝食にタンパク質を多く摂ったグループの方が、筋肉の量
が多く、握力も強かった。
ダイエットで、脂肪やぜい肉を落とそうと食事制限をしたら、
筋肉も落ちてしまった・・高タンパク質の食品を摂りながら、
適度な運動をすることが大切なのです。