2009 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「小中高・継続して読書すると能力が高まる」
国の調査によれば、小学生から高校生までの間に、
沢山本を読んだ人は、大人になって物事に進んで取り組
む意欲や、一時的に記憶力が高まる」ことが分かった。
読書は子どもの心を動かし、想像力や好奇心を育む。
同じく男女5千人を対象に、紙の本を読む人の方が、
パソコンやスマートフォンなどの電子書籍を読む人より
批判的思考力、主体的行動力、自己理解力などが
高まると公表している。
2019年、文部科学省の公立学校図書館の一人当たりの
年間貸出冊数は、小学校の49冊に対し、中学校は9冊、
高校になると3冊と、進学するにつれ極端に減っていく。
高学年になるにつれ、勉強以外の時間をゲームに費やす
ことが多くなり、読書の習慣がなくなっていく。
新型コロナの影響で、自宅で過ごす小中学生が、朝から晩
までゲーム画面とにらめっこ・・ゲームで遊ぶ時間を自分
でコントロールできない「ゲーム依存症」が増えている
ことが、懸念されるのです。