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高齢者の運転免許返納

1977 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「高齢者の運転免許返納」

10月に74歳の誕生日を迎えた妻。昨年春脳出血で
3ケ月間入院した。その後のリハビリで、発病前の状態
まで回復したが、本人の希望で自家用車を手放し、
自動車免許証を返納することにした。

相次ぐ高齢者の重大交通事故を受け、
1998年から運転免許証の返納制度が始まった。
2020年の全国の免許保有者数は8198万人。
うち75歳以上は590万人・・
3年後の24年には、760万人になると予測される。

免許を持つ10万人に対する死亡件数では、
75歳以上は5・6件と、75歳未満の2・1倍になり、
高齢者対策が急務となっている。

返納者数は、池袋暴走事故が発生した19年4月以降急増。
同年の返納者は前年比18万人増で、過去最多の60万人
に達した。翌20年はコロナの影響で55万人と減少した
が、今後増えていくだろう。

現在の我が家・・妻が外出する時、スーパーへ買い物に
出かける時や美容院に行く時は、私と一緒に車で出かける
ようにしているが、車がないと毎日の買い物が不便になり、
大変困ることになるのです。

東京都の返納率は7・6%、石川県は4・5%。公共交通
機関が不十分な地方に住む高齢者は、免許証が手放せない。
車がなくても生活できるインフラの整備が急がれるのです。


                                                            中日新聞

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