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6ケ月後、ワクチン効果4分の1以下に

1967 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「6ケ月後、ワクチン効果
4分の1以下に」

米疾病対策センターでは、感染力の強いインド「デルタ型」
変異ウイルスの流行もあり、当初90%以上あったワクチ
ンの感染予防効果は、半年後に4分の1以下になると報告
した。
米ファイザー製ワクチンの場合、ワクチンを接種した後に
デルタ型に感染した人が、未接種者にうつすリスクは、
35%になるという。

また、ファイザー製を2回接種した後にデルタ型に感染し
た場合、他人にうつす確率が減って、65%の予防効果が
確認できた。
新型コロナ患者を多く受け入れる、東京・昭和大学病院で
は、8月下旬頃からワクチンを2回接種した高齢者の入院
が目立ってきた。

8月22日時点では、入院患者23人中10人が2回接種
を終えた「ブレイクスルー感染」で、内8人が65歳以上
だった。
「徐々にワクチン感染予防効果が落ちてきているように
  感じる」と病院長・・

厚労省は効果を引き上げるため、2回接種から半年以上
たつ医療従事者や高齢者から、3回目接種を行う準備を
始めた。
ワクチン接種は、1回目より2回目の方が、発熱や倦怠感
、接種部位の痛みなどが出る人が多いことがわかってきた。

3回目はどうか・・3回目は、2回目と同じ免疫が過剰に
反応するのを抑える仕組みが働くため、2回目と同程度か
それ以下にとどまるという。

今後数年は、ブレイクスルー感染の状況を踏まえながら、
随時追加接種を続けていくことになるだろう。

                                                            日経新聞

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