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感性論哲学/神様と人間の違い

1933 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生 「感性論哲学/
神様と人間の違い」

日本を代表する哲学者、芳村思風先生の感性論哲学の
世界”から・・「神様と人間の違いは何か?」
神様と人間は、何が違うのかを考えてみます。

神様は完全である・・嘘をついたり、物を盗んだりしません。
一方の人間は、神ではないので、嘘をつくし、物を盗んだり
します。不完全な生き物なのです。

完全無欠な人間など一人もいません。
過ちを犯し、間違いを侵します。良い面と悪い面、両方
持っているのが人間です。
だからこそ、過ちを犯した人を”許す”心がなければなら
ないのです。

不完全な人間が、自らの不完全さを棚にあげ、相手の
不完全さをとがめ、上げへつらうのは、傍から見ていても
こっけいです。
自分がどれだけ正しいと思っても、完全とは言い切れない
からです。

自らの不完全性を自覚し、自分と異なる意見に耳を傾けた
とき”謙虚”になれるのです。
ところが、不完全性を自覚しないと”傲慢”な人間になる。
そのとき、人間が人間でなくなるのです。

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