1930 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「賞味期限と消費期限」
「食べても大丈夫だろうが、お腹を壊したりしないかな?」
賞味(費)期限を1日越えたからと、お腹をこわしたり
食べられなくなることはないのだが・・
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が問われ
ている。日本の一年間の食品ロスは、世界の食料不足の国
に援助する食糧の1.7倍にもなるという。
我が家も、賞味期限が来たら「もう食べられない」と、
惜しげもなく捨ててしまう。私が「もったいない」と言うと・・
「あんたが食べてくれるなら・・捨てずに置いておく」と。
戦後の食糧難時代を経験した私・・
賞味期限を過ぎていても、「もったいない」と捨てられない。
例えば、消費期限を過ぎた牛乳・・臭いがしないか嗅いで
みて、泡が立っていないか目で確かめ、口に含んで味を
みる。”五感”で確かめて、問題が無ければ口に入れる。
加工食品には「賞味期限」と「消費期限」のいずれかが表示
されている。
賞味期限は、袋や容器を開けないまま、書かれた保存方法
を守って、表示の年・月・日まで「品質が変わらず、おいしく
食べることができる期限」のこと。
スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料
など、傷みにくい食品に表示されている。
期限を過ぎても、色や匂い、味などをチェックして異常が
なければ食べることができます。
消費期限は書かれた保存方法を守り、「表示の期限まで
安全に食べられ、期限を過ぎたら食べない方がよい食品」
弁当やサンドイッチ、生麺、ケーキなどの傷みやすい食品
で、おおよそ5日以内です。期限がきたら誰も食べないし、
惜しげもなく捨ててしまえばよい。