アマゾンが圧倒的に強い米国では、従来型の
店舗は客離れに追い込まれている。
コロナ禍の追い打ちもあり、郊外では廃墟同然の
店が急増。
今後22年末までに4分の1の小売業が淘汰され、
消滅していくと予測される。
1919 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「コロナ後の企業戦略/丸井、売らない店に変身」
衣料品、バック、シューズの総合デパート丸井が、
店舗を「売らない店」に転換しようとしている。
店頭は丁寧な接客で消費者データーを得る場とし、
「ネット通販」で売上を伸ばす。
その決済に自社のクレジットカードを使ってもらうことで
手数料と購買データーを得る戦略だ。
「あらゆる物がネットで買えるようになり、店で商品を
販売し手渡しする従来の商法は、存続できなくなる」
米アマゾンなどの猛威に、危機感を強めていた丸井は、
思い切って体験型店舗へと転換する。
19年3月期の従来型の店は70%だったが、現在は
59%に・・更に24年3月期には40%に引き下げる。
残る店も消費者動向のデーターを得る店へと、カジを切っ
ていく。
天井に据え付けた数十台のA Iカメラが、来店客の行動
を追い、商品の前に5秒以上留まった人の数、スタッフが
商品デモを行った回数、デモから成約に至った割合などを
データー化し、出店企業に還元して、商品開発に役立てる。
来店客数が繁盛店のカギになる・・売上高で評価するのは
、店員がノルマを達成しようとして、逆に客足を遠ざける
ことになる。
そこで売上高ではなく、新規とリピート客をどれだけ増や
したかで、評価することにした。
日経新聞