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2021年04月 アーカイブ

2021年04月03日

国内異業種からのEV参入

■中国スマホ大手「小米」EVに参入

3月30日、世界のスマホシェア3位の
「小米(シャオミ)」はEVに参入すると
発表
した。
当初100億元(1700億円)を投資し、
10年間に約1兆1千億円投資して、
EV市場に参入する。
I Tを駆使した自動運転技術にスマホを
加え、先行するテスラなどとの差別化を図る。



1912 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「国内異業種からのEV参入」

■株式会社フォム、国内EV市場に参入

川崎市の株式会社フォムは、2014年に4人乗りEVを
開発。タイで、2019年からEVの生産と販売を手掛け
、東南アジアでの普及を目指している。

その「FOMMーONE」、5月から日本向けに輸出を
開始する。大手自動車メーカーに先がけ、国内の軽自動車
市場に参入する。

ちなみにタイ国内での販売価格は、日本円で225万円。
「FOMM」は4人乗り2.6㍍✕1.3㍍のコンパクト
な車体。
1充電あたりの航続距離は166Km。最高速度は60㌔
高速道路も走行できる。 
                           20180327104001_821_

タイでは19年4月以降400台販売した。今後タイ工場
での生産を5000台に増やし、内1000台を日本で
販売する。販売価格f275万円。 
                          20191025123006_303_

今年は日本で350台の販売を計画している。
FOMMは水害時、車体が水に浮いて移動出来るのが特徴。

■出光興産、SGホールディングス、EV事業に参入

出光興産は年内にも超小型自動車EV事業に参入する。
全長2,5㍍、幅1,3㍍の4人乗り。
2022年から1台100万~150万のEVを静岡県の
製造会社と組んで生産し、全国の給油所で販売する。

脱酸素を掲げる政府が、昨年末車のEV化を促す方針を
打ち出して以降、自動車メーカー以外による本格的EV
進出は初めて・・
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは、配送用の
小型EVを、EV開発会社ASFと共同で開発する計画が
ある。

■ソニー EVに参入

3月28日ソニーは、EV試作モデル「ビジョン  エス」
を一般公開した。
ソニーが強みの高性能画像センサーとA Iで周囲を
探知し、ハンドルやブレーキなどの複数の操作を
自動運転で行う「レベル2」の機能を備えている。

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                                                                                   日経新聞

2021年04月06日

有酸素運動で動脈が若返る

■健康のために・・

今年80歳になる私・・70を過ぎると、年を追う
ごとに足腰の衰えが目立ってくる。
子供の頃からの趣味、スキーは一
昨年やめた。

一番の趣味スキューバーダイビングは、医師の
承諾書と、40の健康チェック項目を クリアしな
いと潜らせてもらえない。

現在ゴルフ、ウオーキング、サイクリングで足腰を
鍛え、雨の日は近所のプールで泳ぎ、スキュー
バーダイビングを続けようとしている。



1913 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「有酸素運動で動脈が若返る」

「人は血管とともに老いる」・・米国の医学界の発展に
貢献したウイリアム・オスラー博士(1849~1919)
の言葉です。

医学界で長く定説とされてきたが、近年になりランニング
や水泳などの有酸素運動で”血管”が若返ることが明らか
になった。
筑波大でスポーツ医学を研究する前田清司教授は、
学生に運動してもらい、血管の硬さの変化を調べた。

        IMG_1392

自転車こぎなどの軽い運動を1日1時間、週に3回2ケ月
間続けたところ、運動開始前より血管が柔らかくなった。
中高年に試しても同様の結果が出たのです。

運動をすると血液の巡りが良くなり、血管の内壁がこすら
れる。その刺激で血管を柔らかくする物質が放出されるの
です。  
       IMG_1393

こうした研究を20年間間続けてきた前田教授は、
「血管は運動によって若返らせることができる」ことを
立証した。
しかし、運動を止めると1ケ月で元の硬さに戻ってしまう
ので、途中で止めたりせずに続けることです。

定年になって、新たな趣味で運動を始めるのは難しい。
近距離のマイカー利用を控え、自転車に乗ったり歩いたり
して、日常生活に運動を取り込むようにしている。

2021年04月09日

長寿の秘訣は筋トレと栄養

■タンパク質の摂取量は「1食/25~30g」です。
    ・豆腐 ・納豆 ・卵 ・牛乳・・6g
    ・鶏肉・牛肉・豚肉・・12g
    ・ヨーグルト ・チーズ・・3~5g

■1週間の運動量
    ・ジョギング/1時間半   ・ゴルフは月2回程度
    ・やや速めのウオーキング/2時間半
    ・ゆっくりとした水泳/2時間
    ・軽い筋トレ(3時間)
    ・ボウリング、社交ダンスは週に一回



1914 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「長寿の秘訣は筋トレと栄養」

加齢で筋肉量が減ってくると、生活習慣病や認知機能の
低下が心配になってくる。そこで、長く健やかな暮らしを
続けるには、筋力向上への取り組みが欠かせません。

カギは日々の「運動と食事」・・この両輪が相乗効果を
生む。年を重ねるにつれ体力が衰えていく。
同時に脳の働きも衰える・・諦めることはない。
筋力も脳の働きも鍛えれば更にアップすることが分かっ
ている。
筋肉は24時間合成と分解を繰り返す。
十代の成長期は合成が分解を上回り、40代では均衡を
保ち、
高齢になると分解が合成を上回るようになる。

加齢による運動不足と、栄養摂取量の減少が、筋肉合成の
低下につながっていく。
筋肉の合成は、「筋トレ」と「食事による
たんぱく質の
摂取
」を組み合わせることで、より効果が増してくる。

1日のたんぱく質の必要量を満たすポイントは「朝食
です。豆腐、納豆、卵、牛乳、ヨーグルト、チーズなどを
毎食摂るようにする。
朝食を抜いて、タンパク質の摂取量が満たされないと、
筋トレをしても筋肉量は増えないのです。

運動は、朝のウオーキングだけでは不十分で、ゴルフや
水泳、ボーリング、社交ダンスなどを趣味にして、楽しく
運動を継続することです。

 

2021年04月13日

大乗仏教の教え/般若心経・不生不滅

   

1915 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「大乗仏教の教え/般若心経・
不生不滅」

般若心経の「この世におけるすべての存在は、実体がなく
、変化し流動するものである」という中心をなす思想は、
「不生不減、不垢不浄、不増不滅」という6種の否定に
よって、深く説かれている。

その一つ「不生不滅」は、ものごとは「生じる」ことも
なければ「滅する」こともない・・と解釈します。

ところが私たちは実際に生まれ、そして死ななければなり
ません。つまり、生じて、滅するのではないかと、言いた
くなります。確かに、人の一生を見ると、命あるもの
は生を受け、死んでいきます。

        IMG_0672  

般若心経でいう「不生不滅」は、言いかえれば、
何も無いところから、生じるなどということはないし、
  滅してしまえば、すべて無くなるということでもない

ということです。

縁があって生じ、そして縁があって滅していきます。
そして滅すること自体が一つの縁になって、また何かが
生じてくる。
食事のメニューにカボチャが出たことを例に考えてみます。
さて、このカボチャはいつ死んだのでしょうか?

A「畑でツルを切られた時じゃないですか?」
B「そうじゃなくて包丁で半分に切られた時じゃないの?」
C「いやまだまだ、鍋で煮られた時・・さすがのカボチャも
お陀仏だ」

ここから考え方が変化していく・・
D「カボチャは食べられるために食卓にのっているの
だから、人に食べられた時が成仏さ」
E「でも、食べ残したカボチャは、死んでも死にきれない
じゃないの・・」

F「その時は肥料になって、他を生かすことになる。
そこで、ようやくお役御免に・・」
G「だったら、私が食べたカボチャは、私を生かすことに」
H「なんだ、他の命を生かすということは、他の生命の中
で生き続けるということになる。カボチャはいつまで
も死なないではないの・・」

ものの見方を変えると、”生じて滅していた”ものが、
”生ぜず滅せず”になります。これが不生不滅の意味に
なるのです。


                                            「なんだそうだ般若心経」より

2021年04月17日

大乗仏教の教え/般若心経・不垢不浄

    IMG_0672



1916 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「大乗仏教の教え/般若心経・
不垢不浄」

般若心経の「この世におけるすべての存在は、実体がな
く、変化し流動するものである」という中心をなす思想は、
不生不滅、不垢不浄、不増不滅」という6種の否定に
よって、深く説かれている。

その一つ「不垢不浄」は、身の回りすべてが”空”である。
その物が”汚い”との思いにこだわるから、汚く見えて
しまう」のです。

1個1万円もする高価なコップが5個あります。
そのうちの一個にトイレの汚物を入れ、4~5日放置して
おきます。
友人が見ている前で、そのコップをきれいに洗い、
残る4個のコップと一緒にビールを注いで、友人にすすめ
ます。誰一人、汚かったコップには手を出そうとしません。

そこへ、何も知らずに遅れて入ってきた友人・・
「 このコップなかなかいいね・・いくらした?
えッ1個1万円、そォ~こんな高価なコップで飲む
ビール、美味しいよね 」

これが”空”です。コップは空です。コップが空でなけれ
ば、固定観念が入り込んんだ友人たちには、汚いコップに
しか見えません。
ところが、後から来た友人には、きれいで高価なコップに
見えるのです。

コップは”空”なのです・・私たちの心がそれを”汚く”して
いるのです。”空”なる存在を、私たちの心が様々に差別
し、こだわっているのです。

般若心経では、「
無用な差別をするな。たとえ差別を
しても、その差別にこだわるな
!」と教えます。


                                            「なんだそうだ般若心経」より

2021年04月20日

大乗仏教の教え/般若心経・不増不減

1917 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「大乗仏教の教え/般若心経・
不増不減」

般若心経の「この世におけるすべての存在は、実体がな
く、変化し流動するものである」という、
中心をなす思想
は、「不生不滅、不垢不浄、不増不減」という6種の否定
によって深く説かれる。

その一つ「不増不減」は、一方が増えれば片方は減る。
まさに相対的で、「増えも減りもしないものにこだわるな」
と説いているのです。
                            IMG_0700
インドの民話です。
1人の金持ちが、99頭の羊を所有していました。
男はあと1頭羊を手に入れ、100頭にしたいと願ってい
ました。
ある日男は、わざわざボロ服を着て旧友を尋ねた。
友人は羊を1頭所有して、細々と暮らしていました。
金持ちは「貧乏で明日の食事にも困っている。
何とか助けてほしい」と涙ながらに嘘をついて訴えた。

それを聞いた友人「そんなに困窮しているとは・・
この羊を差し上げるから連れて帰って、くじけずに
頑張ってほしい」

金持ちは感謝のお礼を言い、羊を連れて帰った。
心の中ではうまく騙せたと、ペロリと舌を出していたはず。

この二人の男・・いったいどちらが幸福でしょうか?
100頭の羊を所有した金持ちの喜びは、一晩明けて
目が醒めると・・
「嬉しや100頭になった・・次は150頭にするぞ!」
そう思った瞬間、男が所有する羊は150頭に・・
それを何とかー40に、ー30にしたいと、ガツガツ
あくせく、イライラの日々。

物ごとをプラスに見ようとせず、マイナスにしか見られな
い生き方をしていては、絶対に幸せにはなれないのです。



                                   「なんだそうだ般若心経」より

2021年04月24日

金沢城・二の丸御殿復元へ

■金沢城・二の丸御殿

1631年寛永8年の大火で本丸御殿が消失し
たのを受け移されて、以後藩政の中核を担った。
総面積は3200坪。

  IMG_1490

2度の大火で焼失。その都度再建されたが、
明治14年に焼失し現在に至っている。
遺構の一部能舞台は、市内中村神社拝殿に、
唐門は、尾山神社東神門として現存する。



1918 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「金沢城・二の丸御殿復元へ」

石川県は昨年12月、明治期に焼失した二の丸御殿の、
復元整備を含む「金沢城跡保存活用計画」事業が、
文化庁の了解を得たので、今年度から事業に着手する
ことになった。

昨年7月からの発掘調査で、二の丸御殿全体の3分の1に
当たる、藩主の儀礼や政務の場3300平方㍍の遺構の
場所が確認された。

       IMG_1487

それを受け、藩主が政務を執った「表向(おもてむき)」の
玄関と大広間、書院の基本設計に入り、主要部から段階的
に復元整備に取り掛かる。

二の丸御殿は表向のほか、藩主が居住する「御居間廻り
奥女中が住む「奥向(おくむき)」で構成されるが、
今回の整備計画には含まない。

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復元に当たり、御殿のふすまや壁紙、飾り金具の図面など
、江戸時代後期の仕様書が金沢市玉川図書館に保管されて
いる。
表向の書院の天井画の画形も、金沢市の中村神社に保管
されていて、復元に生かされることになる。

県は21年度中に、復元整備の基本方針を策定し、
実物に忠実に復元整備を進めていく。随所に伝統工芸を
生かし、二の丸御殿ならではの特徴ある建物を再現する。

金沢城復元の総仕上げとして、今後エリアごと段階的に
復元整備事業を進めていく予定・・

2021年04月28日

コロナ後の企業戦略/丸井、売らない店に変身

アマゾンが圧倒的に強い米国では、従来型の
店舗は客離れに追い込まれている。
コロナ禍の追い打ちもあり、郊外では廃墟同然の
店が急増。
今後22年末までに4分の1の小売業が淘汰され、
消滅していくと予測される。


1919 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「コロナ後の企業戦略/丸井、売らない店に変身」

衣料品、バック、シューズの総合デパート丸井が、
店舗を「売らない店」に転換しようとしている。

店頭は丁寧な接客で消費者データーを得る場とし、
「ネット通販」で売上を伸ばす。
その決済に自社のクレジットカードを使ってもらうことで
手数料と購買データーを得る戦略だ。

「あらゆる物がネットで買えるようになり、店で商品を
  販売し手渡しする従来の商法は、存続できなくなる」
米アマゾンなどの猛威に、危機感を強めていた丸井は、
思い切って体験型店舗へと転換する。

19年3月期の従来型の店は70%だったが、現在は
59%に・・更に24年3月期には40%に引き下げる。
残る店も消費者動向のデーターを得る店へと、カジを切っ
ていく。
天井に据え付けた数十台のA Iカメラが、来店客の行動
を追い、商品の前に5秒以上留まった人の数、スタッフが
商品デモを行った回数、デモから成約に至った割合などを
データー化し、出店企業に還元して、商品開発に役立てる。

来店客数
が繁盛店のカギになる・・売上高で評価するのは
、店員がノルマを達成しようとして、逆に客足を遠ざける
ことになる。
そこで売上高ではなく、新規リピート客をどれだけ増や
したかで、評価することにした。



                                                               日経新聞

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