国内異業種からのEV参入
■中国スマホ大手「小米」EVに参入
3月30日、世界のスマホシェア3位の
「小米(シャオミ)」はEVに参入すると発表
した。
当初100億元(1700億円)を投資し、
10年間に約1兆1千億円投資して、
EV市場に参入する。
I Tを駆使した自動運転技術にスマホを
加え、先行するテスラなどとの差別化を図る。
1912 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「国内異業種からのEV参入」
■株式会社フォム、国内EV市場に参入
川崎市の株式会社フォムは、2014年に4人乗りEVを
開発。タイで、2019年からEVの生産と販売を手掛け
、東南アジアでの普及を目指している。
その「FOMMーONE」、5月から日本向けに輸出を
開始する。大手自動車メーカーに先がけ、国内の軽自動車
市場に参入する。
ちなみにタイ国内での販売価格は、日本円で225万円。
「FOMM」は4人乗り2.6㍍✕1.3㍍のコンパクト
な車体。
1充電あたりの航続距離は166Km。最高速度は60㌔
高速道路も走行できる。
タイでは19年4月以降400台販売した。今後タイ工場
での生産を5000台に増やし、内1000台を日本で
販売する。販売価格f275万円。
今年は日本で350台の販売を計画している。
FOMMは水害時、車体が水に浮いて移動出来るのが特徴。
■出光興産、SGホールディングス、EV事業に参入
出光興産は年内にも超小型自動車EV事業に参入する。
全長2,5㍍、幅1,3㍍の4人乗り。
2022年から1台100万~150万のEVを静岡県の
製造会社と組んで生産し、全国の給油所で販売する。
脱酸素を掲げる政府が、昨年末車のEV化を促す方針を
打ち出して以降、自動車メーカー以外による本格的EV
進出は初めて・・
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは、配送用の
小型EVを、EV開発会社ASFと共同で開発する計画が
ある。
■ソニー EVに参入
3月28日ソニーは、EV試作モデル「ビジョン エス」
を一般公開した。
ソニーが強みの高性能画像センサーとA Iで周囲を
探知し、ハンドルやブレーキなどの複数の操作を
自動運転で行う「レベル2」の機能を備えている。
日経新聞