■ウイルス感染/肥満は重症化する
米国の新型コロナウイルス感染者、
人口10万人あたりの”入院率”は、
65歳以上は平均の2.7倍、
肥満の入院リスクは3倍になるという。
日本でも、肥満や高血圧の人は、
入院後に重症化する割合が高い。
新型コロナウイルスに感染したトランプ
大統領は74歳、体重は100キロで、
重症化リスクの高いグループに入る。
日経新聞
1856 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「新型コロナ/変化する顧客ニーズ」
大勢の人の命を奪い、国や庶民の経済に大きな打撃を
与えた新型コロナウイルス・・私たちに根源的な”問い”を
投げかける。
「生きるとはどういうことか」「何のために仕事をするのか」
従来の生活や価値観を見つめ直し、見直す機会を与え
ら れた。家に過ごす時間が増え、必要のないものにお金を
使わなく なった。
新型コロナウイルスにより、多くの企業が存続の危機に
立たされている。特に、零細の多い旅行関連、宿泊業、
観光業、飲食業などの落ち込みが目立つ。
政府の観光支援事業「GO TO トラベル」によって、
息を吹き返すことが出来そうで、ひと安心です。
同様に打撃を受けているファッション業界。
我社が販売する化粧品も婦人服も、売れ行きが鈍り、
年に2回の、春と秋のアパレル見本市も中止になった。
消費が落ち込み、百貨店も苦戦している。
全国の百貨店の売上げは、4月度△72%と、過去
例を見ない大きな落ち込みだ。
老舗企業大手レナウンが、5月に民事再生を申請して、
大きなニュースになった。
日本は、消費者に洋服が届くまでに、問屋、小売り店が
間に入る・・膨らむ経費は販売価格に上乗せされる。
新型コロナ以降、ショッピングで・・
「店に行きたくない、店に いる時間を短くしたい」
変化する顧客の声に応えていかなければならない。
今後、スマートフォンやタブレット端末などに、服作りが
顧客のニーズに直接反映され、デザイン企画、製造、
販売のサイクルが、問屋・小売店を介さず、消費者に
直接届 けるシステムが開発さていくだろう。
読売新聞「経済転換」