1842 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「脳細胞は運動で増やせる」
運動をすると頭がすっきりして、ストレスが解消する。
運動をすると、肉体だけでなく、脳を活性化し、学習効果
をアップ させる。
1995年米国で「運動をすると、神経細胞の成長を促す
物質が増える」と、脳と運動に絡んだ研究成果が発表され
た。
脳細胞は「20代を過ぎる頃から、どんどん死滅していく」
と言われている。
研究により、脳は体を動かす一方、運動をすると脳を
ダイナミックに変えていくいくことが証明された。
記憶を司る”海馬”は耳の奥の両側にあり、目や耳から
入った情報を選別する。
アルツハイマー型の認知症になると、海馬の萎縮が進む
こと が知られている。
ところが運動すると、海馬の神経細胞が次々生まれてくる
のです。
更に、記憶した情報をまとめ、判断や意思決定を行う
”前頭前野”という部分でも、運動後に血流が増え、
判断力が高まることが認められた。
また、気分や意欲に係わる、セロトニンやノルアドレナリ
ンといった脳内物質も、運動により活発に分泌されるの
です。