■”女”のいる漢字
女将(おかみ) 遊女(あそびめ) 海女(あま)
乙女(おとめ) 女形(おやま) 女傑(じょけつ)
売女(ばいた) 貞女(ていじょ) 淑女(しゅくじょ)
不生女(うまずめ) 未通女(おぼこ) 早乙女(さおとめ)
1830 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
ことば遊び 「言葉の語源/”女”のいる漢字」
日本語を学ぶうえで、女性に絡む言葉を漢字にすると大変
面白い。
そこで、今日のことば遊びは言葉の語源”女”のいる漢字か
ら・・組み合わせによって、様々に使い分けられるのです。
女3人寄れば「姦しい」、古い女と書いて「姑」と呼ぶよう
に、”笑点”の言葉遊びから生まれたような面白さがあり
ます。
「娘」は”良い女”と書きますが、「産す女」が「むすめ」に
なったと言われている。
親にとって、娘は可愛くてしかたがない・・
そこで「愛」に「娘」で「愛娘(まなむすめ)」が生まれた。
しかし「愛息子(まなむすこ)」という漢字はない。
女の子は可愛くて愛らしい・・
そこで「女」に「子」をくっつけて「好」になった。
「女」に「弱」をくっつけると「嫋(たお)やか」・・
しなやかで優美な女性の姿になります。
「嬶(かかあ)」は鼻息の荒い妻。日本で生まれた国字です。
「女」に「波」は「婆(ばばあ)」、「眉」を付ければ「媚」になる。
「女」に「母」は「姆(うば)」、「家」をつければ「嫁」になる。
「女」に「喜」では「嬉しい」・・
昔の人のユーモア感覚がうかがえ、楽しくなってきます。