自転車事故(2)
1818 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「自転車事故(2)」
事故は、平成20年9月22日午後6時50分頃、K市の
住宅地の坂道で起きた。
当時11歳、少学5年の少年。帰宅途中、ライトを点けて
坂道を下ってきた時、散歩中の女性に気づかず、正面衝突。
女性は突き飛ばされる形で転倒し、頭を強打した。
一命は取り留めたものの意識は戻らず、4年を過ぎた今も
寝たきりの状態が続いている。
損害賠償訴訟で、裁判所は少年の母親に、9500万円の
賠償を命じた。少年は高速で坂を下る危険運転行為に加え、
ヘルメットを着用していなかったため、厳しい判決になった。
子どもが起こした衝突事故で、親の監督責任が問われた
ケースです・・専門家は高額賠償を”妥当”と評価する。
事故を起こしたのは、小学5年生の子どもです。
我が子が自転車で外出する時、きちんとヘルメットを着用
し、交通ルールを守り、歩行者に注意を払った運転をして
いるだろうか?・・おそらくNoであろう。
子どもに自転車を買い与える時、親は子どもと一緒に
走って、模範を見せなければならない。
安全運転教育をしっかりと・・怠らないことです。
自転車の事故は軽く見られがちです。
自転車も過失があれば、高額の賠償が課せられるのです。
しかも、自転車利用者の保険加入率はわずか10%・・
自転車を買った時、同時に保険に入っておけばいいのです
が、ほとんどは未加入です。
自転車の一瞬の事故で、人生を狂わせることがないように・・