スマートフォン依存症
■スマートフォン依存度チェック
□ ネットを利用していない時でも
ネットのことを考えてしまう
□ 長時間ネットに費やすようになり、
ネット利用頻度をコントロールしようと
するが、うまくいかない
□ スマホが手元にないと落ち着かず、
いらいらする
□ 家族や友人と過ごす時間が少なくなり、
勉強や家事の時間が減少する
□ やらなければならないことがあるのに、
その先に、メールやSNSをチェックする
□ スマホがないと退屈で、スマホを忘れると
不安になる
1809 【吉村外雄のなんだかんだ】
「スマートフォン依存症」
休校中の子どもたち・・一日家でゴロゴロして、スマホを
手にゲームに熱中・・注意をしてもゲームをなかなか
やめられない孫。見ているとイライラして、ストレスが
溜まってくる。
休校が続いて生活が乱れ、1日6時間もスマホを離さない
子、昼夜が逆転してしまった子もいる。食事も不規則なり、
運動不足も心配です。
昨年秋のこと・・孫2人とサイクリングを楽しんだ帰り、
鶴来から、自転車乗り入れOKの北鉄石川総線の電車に
乗った。
途中の駅で高校生が十数人乗り込んできて、空いている
席に並んで座った。
ほどなく、車内が妙に静まり返っていることに気づいた。
メールする者、ゲームを楽しむ者、目をつむって音楽を聴く
者・・全員スマホを手にしている!
見回すと、隣の席の友達と会話を楽しむ生徒は皆無。
静まり返った車内が何とも異様だった。
老いも若きもスマートフォンを愛用し、必需品として携行
するようになった。結果、人と会話をすることを苦手とし、
人と交わることを嫌う若者が増えてくる。
子供たちは、学校から帰ると一人部屋に閉じこもり、
何時間もゲームに熱中する。
国民総”スマートフォン依存症”に陥っている・・
かって大きな会場で、趣味を共にする人たちが一緒に聴き
入った音楽鑑賞の世界も、自室の高性能オーディオとか
ヘッドフォンで、独り楽しむことの方が多くなった。
携帯やゲーム器が「孤立化」「個人化」を促進する。
友人との交わりを好まず、四季の移り変わりに目がいかず、
自然を愛することに不感症になっていく。
他人に自分の意志を伝えることが不得手な若者が増え、
一人では何もできず、集団でいじめに走り、あげくは
ストーカー行為が社会を騒がせる。