1773 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生 「人生、時間は有限」
お正月が来てまた一つ年をとる・・七十を過ぎると
”死”を意識するようになる。死を意識するようになると
人生のはか なさ、短さに気づくようになる。
どんな人生にも”時間と死”は平等に与えられる。
あと10年、あと5年・・今までまだ先のことと、考えも
しなかった概念としての死が、現実のものとして迫って
く る。
残り時間は少ない・・「有限だ」
そう思った時、人は自分の残された人生に思いを馳せる。
そして人生が、できる限り意義のあるものでありたいと
願うのです。
自分と家族の幸せしか考えず、私利私欲に走る人生で
あってはならない。世のため人のために生きていくことの
大切さがわかってくるのです。
十代・二十代は、自分のために働き、自分のために生きて
いけばいい。三十代は、自分と子ども、家族のために働け。
五十になったら、地域や社会、国のために、何らかの役に
立つ働きをする人間になることです。
何れ人は死ぬ・・その時「良い人生だった」と言える、
そんな人生でありたいものです。