■世界の軍事力ベスト10
兵員数
1位 米 国 208万人
2位 ロシア 359万人
3位 中 国 269万人
4位 インド 421万人
5位 フランス 39万人
6位 英 国 28万人
7位 韓 国 583万人
8位 日 本 31万人
9位 トルコ 71万人
10位 ドイツ 21万人
1764 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「人手不足と高齢化に悩む自衛隊」
企業が人手不足に対応する方策は4つあるという。
外国人、高齢者、女性、省力化の4つである。
コンビニに行くと、店員の名札はカタカナが多くなった。
米軍には外国人が多く、イラク戦争に従軍した米兵の
18%は米国籍でなかったという。
それに倣い、自衛隊も韓国人を採用してはどうか・・
という日本人はいないだろう。
自衛隊の定年は階級ごとに違うが”53歳”です。
これを民間企業の65歳まで延ばしてやると、とりあえず
頭数はそろいます。
自衛隊の老齢化が進み、隊内で人数が一番多い世代は
50代です。対応せず現状のままだと、隊員にグルコサミ
ンを支給しなければならなくなるだろう・・
女性隊員の全体に占める比率は18年度末の時点で7%。
政府は27年度までに9%に引き上げる方針。
配置先の制限はほぼなくなり、間もなく潜水艦への業務も
OKになる。
唯、艦内に女性更衣室やトイレを設置する必用があり、
あまり期待はできない。女性が16%の米軍も、実戦部隊
の海兵隊になると、9%どまりだ。
日本海で何ケ月も過ごすイージス艦勤務は、若い隊員に
はとりわけ不人気です。若い隊員が不足していて、乗務員
の確保ができないのです。
最近、北朝鮮がひんぱんにミサイルを発射しているが、
交代で、常時現場にいるはずのイ―ジス艦が、一隻も配置
されていなかった・・背景に、隊員不足があるのです。
自衛隊は張り子の虎になっていないか?
人口減少・人手不足時代の国防の在り方を真剣に考える
ときが来ているようです。
日経新聞「風見鶏」