■感謝に生きる
毎朝、神棚に柏手を打ち、
仏壇に手を合わせる。
「ご先祖さま、お父さん、お母さん、
ありがとうございます」
自分と家族、身の周りのすべてに、
神様・仏様に感謝し祈る。
以前は「・・叶いますように」とあれこれ、
願いごとをしていた。
今は、日々の幸せと感謝を祈るだけ。
1763 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「危うし!日本の将来」
日本の将来が心配だ・・いったいどうなるのだろう?
不安材料が山積する中、『2020年の東京オリンピック
までは景気が持続するだろう・・そしてその後も何とか
なるだろう』
そうした都合の良い思い込みに現実ならないだろう。
日本を取り巻く現状は、想像以上に厳しく深刻なのです。
日本の経済成長には、米国や中国への輸出が欠かせない。
2017年末の米国の債務は約13兆ドルと、リーマン
ショックを超えている。
米国の金利が上昇に転ずれば、景気は停滞する。
再び世界的金融危機が起き、日本も大きな打撃を受ける
だろう・・
1991年のバブル崩壊後、日本経済は20年の長期に
渡って停滞した。最大の原因は、政府・銀行・企業が、
山積する問題の解決を”先送り”にして、時間を浪費し
たことにある。
この傾向は、日本を代表するトヨタ自動車に見られる。
世界は、電気自動車などクリーンエネルギー車に軸足を
移そうとしているとき、トヨタは目先で売れるハイブリッ
ド車の開発に力を注いでいた。
何れ売れなくなることが明確なのに・・
日本を代表する企業、東芝、シャープがそうだったように
、世界の流れを読み違えて、流れに逆行したことで経営
危機に陥り、転落していった企業があとを絶たない。
先送りが影響を及ぼす深刻な問題に「少子化」がある。
少子化は、国家経済規模の縮小、税収不足によ財政危機
など、日本の国力低下を招き、世界の地位の低下を招く
など、深刻な悩みを抱えることになる。
日本経済新聞社説より