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作務・勤行、一つになる(3)

1741 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「作務・勤行、一つになる(3)」

修行僧にとって、座禅と並んで欠かせないのは、
作務」(さむ)      僧堂での労働と
勤行」(ごんぎょう)読経です。
[ 勤行 ]
僧堂ではまだ暗いうちから、朝の勤行が行われる。
本堂で詠まれるお経は、般若心経の他、
仏陀が悟った法の世界が説かれた経を詠む。

先祖のための経を順に詠み、焼香を繰り返す。
毎朝40分続く勤行では、合わせて9つの経と、
先達が残した言葉を唱和する。 

お経を詠むとき、経典の意味を考える余裕もなく、
驚くほど速く詠む・・一心不乱にお経を詠むことが
”業”。詠む人とお経が一つになっていく。

それが禅宗における「三昧」(ざんまい)である。
そうしてお経を暗記していく・・

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早足でサッサと歩きながらお経を唱える「行道」と
いう修行をする。
意識して歩かなければ、前の人に付いていけない。
更に、教本を見ないと詠めない難しいお経を、
唱えながら歩くので、大変ですす。
                                  正眼寺住職・山川宗玄禅師

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私は毎月1回月初めに、朝5時から寺町の曹洞宗・
桂岩寺で早朝座禅に参加し、般若心経を読経し座禅
を組む。その後住職の法話を聴き、朝6時に終了する

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