1711 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「健康を損ねる内蔵脂肪過多」
体脂肪が過剰に増えてしまった状態が”肥満”です。
肥満は「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」に
大別されます。
内脂肪は皮下脂肪と性質が異なり、脂肪細胞から
ホルモンが分泌して、私ちの健康に大きく影響します。
正常であれば、その作用で食欲を抑制したり、
代謝を調整したりします。
しかし、内臓脂肪が肥大化すると、血糖や血管に悪影響
を及ぼすホルモンが働き始め、高血糖や高血圧、高脂血
症を伴い、心筋梗塞などの命に関わる様々な生活習慣病
を引き起こします。
これらを予防するためには、内臓脂肪を蓄積させない
ことです。そのためには食生活を見直し、運動することで
す。
食事については、カロリーに気を配る以外に、よく噛ん
でゆっくり食べること、就寝前に食べ過ぎないことです。
食事も運動も、極端な対応は逆効果です。
無理をせず毎日できることを続けます。