1704 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生
「オスマン帝国外伝より、人生の提言」
皇子が異教徒との闘うため、軍を率いて出立する日、
王様や皇族、臣下の見送りを受ける。
その時のはなむけの言葉です。
王「皇子よ、別れの時だ。発つ前に私の言葉を聴け。
獅子の子よ、我が息子・・
最良の富とは金銀財宝などではない・・
知恵であると心得よ。
最大の貧困とは愚かさであり、
最も恐ろしいものはおごりである。
最も尊いのは、高潔な人格だと心に刻め。
息子よ・・
愚か者を仲間にするな、お前が害を被るだけだ。
ケチな者を仲間にするな・・やつらは助けが必要な
時に、ただ見ているだけだろう。
悪人を仲間にするな、多少の物と引き換えに裏切る。
もう一つ・・
ウソつきを仲間にするな、蜃気楼のごとく
遠くのものを近くに見せ、近くのものを遠ざける」
皇子『 お言葉とお知恵を、いつも心にとどめます 』
■大宰相から皇子へ、はなむけの言葉
大宰相「殿下、以前私が”人の心を噛み砕く3頭の猛獣”
についてお話したことを覚えておられますか?」
皇 子『 覚えています・・虎と獅子とオオカミです 』
大宰相「 そうだ、その正体は・・
野心であり、傲慢さであり、嫉妬心である。
多くの人はこれらの感情に屈してしまう。
その感情は消えず、生涯、背後について回るの
だ。
殿下には、この3つの炎にのみ込まれるのでは
なく、支配してほしい。
その時こそ、殿下は無敵になるだろう ・・」