1695 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「地下街も新技術で道案内」
今年の2月、新幹線で東京駅に着き、改札を出て、
JR総武線成田行に乗り継ぐ予定が、迷って八重洲口に
出てしまい、乗り継ぎの時間に間に合わないのではと
慌てたことがある。
東京駅の悩みは、迷路のように通路が複雑なことだ。
駅構内の人込みの中、どこに向かったらいいのか、
茫然と立ち尽くすことがある。
パナソニックは、駅構内の電子看板(デジタルサイネー
ジ)にスマートフォンをかざすと、目的の場所まで案内
してくれるナビゲーションシステムを開発した。
ナビの図面上に、地下街などの風景とともに、進むべき
ルートが太い➡で示される。
指示に従って歩けば、迷わずに目的地にたどり着ける。
従来ナビシステムは、電波が届かない地下街などには
使えなかったが、その不便が解消されたのです。
パナソニックはJR西日本と組んで、4月中旬をめどに
大阪駅など9カ所に、この新システムの運用を開始し、
順次全国展開していくという。