問題は更なる成長のためにある
1678 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生
「問題は更なる成長のためにある」
どのような人生を選ぼうとも、問題のない人生などあり
ません。問題が大きければ大きいほど、乗り越えたとき
に大きな力になります。
問題のない人生が、正しい人生とはいえないのです。
問題のないことが問題なのです。問題を感じる感性が
鈍っているのです。問題があって当たり前なのです。
予想できないとんでもない大きな問題に出会った時
「天は、自分を大人物に育てようとしているのか・・」
と考える。
問題は天から与えられるもので、問題から逃げては
いけない。問題が出てこないことを願ってもいけない。
悩みや問題がないことが、決して幸せとはいえないので
す。
問題を乗り越えていってこその人生です。
問題のない人生では、成長はないということです。
これでもか、これでもかとやって、万策尽きたと思った
とき・・それでもあきらめずに「なにくそ!」と問題に
ぶつかっていく。
その時・・眠っていた”潜在能力”が目を覚ますのです。
問題にぶつかった時に何故か?問題を乗り越えるヒント
や、後押しをしてくれる人との出会いに恵まれる。
問題にチャレンジしていなければ、そうした出会いも
救世主も現れないのです。
簡単に乗り越えられる問題は、問題ではないのです。
乗り越えられないのは、「今の実力で」あるいは「今ま
でのやり方」でやっていたのでは、出来ないだけなので
す。
真の実力は、失敗の連続から生まれてきます。
入れ代わり立ち代わり現れて、悩ませる問題が己を
成長へと導くのです。
「感性論哲学」芳村思風語録より